台高 白倉山・野江又ノ頭  1236m・1269.6m
sanpo.no.523 18年10月22日(金)曇り小雨 気温18℃ メンバー3

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コース:河内長野市三日市町13:00→15:40江馬小屋谷林道終点6:36→7:38熊の檻→8:28なんの木平→9:00 1226mピーク→9:48 1205mピーク→10:30白倉山10:57→12:18 1226mピーク→12:44野江又ノ頭12:50→13:06 1226mピーク→13:14なんの木平→熊の檻→14:20江馬小屋谷林道終点 

 前日、江馬小屋谷林道終点泊で白倉山・野江又ノ頭に向かった。R166で高見トンネルを過ぎ、スメールの方向に右折、蓮ダム右岸を江馬小屋谷林道終点まで乗り入れた。途中、迷岳の鋭鋒が見える。

写真 迷岳
 早朝5時前に起床。朝方まであれほど星空が出ていたのに、東の空にガスが出始めあっという間に曇り空になってしまった。食事やらテントの撤収で予定通り6時30分過ぎに出発。谷川の橋を渡るといきなりの急登になる。

写真 橋の向こうが林道終点 
 20分ほど崖の道を登ると標高650mあたりで緩い登りの水平道になる。30分程進むみ小沢のガレ場を過ぎると、植林地のジグザグの登りになり熊の檻のある場所に着く。小雨が降り出したのでカッパを着込む。

写真 熊の檻

 植林地のジグザグの登りから尾根道になり、ヒメシャラの多い自然林になる。紅葉は大方散り失せて落ち葉が足元に広がる。要所要所にテープがあり踏み跡もはっきりしている。ここからも急登につぐ急登で、なんの木平に着く。ミズナラの巨木が台地にそびえている。ここの尾根は広く右の尾根に迷い込み易い。赤テープが見当たらないので磁石で方向を確認すると右の尾根に入り込んでいた。

写真 なんの木
 ここから10分ほどで1226mの尾根のピークに着く。ここで白倉山と野江又ノ頭の分岐となるが先に白倉山に向かう。

写真 1226mのピーク
 霧がでて視界が悪くテープが見難い。途中で2度違う尾根に入り込みかけたが、その都度磁石で方向を確認する。
 細尾根に1ヶ所足が下に届かない5mほどの崖があるがOさんの用意したロープで下る
 何度かアップダウンを繰り返し尾根に生える最後の2~3mのヒメシャラ藪。ヒメシャラの群落は凄く多くなかなか抜け切れない。

写真 ヒメシャラの藪に突っ込む
 ヒメシャラの藪を抜けるワイヤーロープがあって、しばらく行くと白倉山に到着した。ここで東南に古ケ丸山と北に大熊谷の頭に行く道に分岐する。山名板はなく郵便受けと小さなケルンが山頂を示していた。以前Oさんが取り付けたものや他の山名板も取り払われていた。ガスで相変わらず展望がない。

写真 白倉山
 昼食休憩後元来た道を1226mピークに向かう。山腹を巻くテープを辿るとヒメシャラ藪は避けて通れた。途中で尾張一ノ宮の7人のグループに出会う。
 午後は幾分天気もよくなり雨も上がる。微かに古ケ丸山のピークが見え出した。

写真 右のピークが古ケ丸山
 急な登りの後、野江又ノ頭に到着した。ここから西にとると2時間あまりで池小屋山になるが先のお楽しみ。山頂にはOさんの掲げた山名板があった。

写真 野江又ノ頭
 

写真 キッコウハグマ

 他にアケボノソウ、アキノキリンソウ、ミヤマママコナが少し見られた。




 今日のコースは標識がなく、テープを見失うと道迷いが起こりやすいが、自然林と細い尾根、岩稜地の素晴らしいコースだった。紅葉が終わりあと1週間早ければとの感じだ。出来れば晴れた日にまた来たいと思う。  




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