岩湧山 897m |
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sanpo.no.518 18年10月12日(木)晴 気温25℃ メンバー4 |
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コース:南海美加の台駅8:35→9:00いわわきの道→11:40千石谷→15:50滝畑→滝畑バス16:09発
前日雨で1日延ばし晴天の今日、4人で岩湧山の花巡りを楽しんだ。ヌマダイコンはやや花が最盛期を過ぎたものの皆さん初見のようだった。 |
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キク科 ヌマダイコン |
ヌマダイコン キク科では珍しく筒状花だけ。 |
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アケボノシュスランは去年に比べて数が少なく花も終了間際だ。それでもなんとか2~3株撮れそうなものがあった。 |
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植栽されたとはいえキイジョウロウホトトギスは大きな黄色い花をつけ貫禄がある。一見の価値があるというもの。トチノキの葉が黄ばみ太陽に照らされ美しいが、他の木は紅葉するのは1ヶ月ほど先だろう。ゆっくりとしたペースでいわわきの道を登る。 | ||
花時は小さくて興味はないコマユミやツリバナの赤い実が美しい。 |
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コマユミ |
ツリバナ |
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テイショウソウは丁度満開期を迎えていたが撮るのはなかなか難しい。行者堂近くのキッコウハグマはまだ蕾だった。 | ||
いわわきの道から千石谷に入る。マメ科の花はほぼ終了しタデ科の花も終盤。イナカギクとシロヨメナの違いを検討する。決定的な特徴がないのでどちらとも言えない花が多かった。なんとなく分かったような気がする。 | ||
イナカギク 葉はまばらに鋸歯があり葉の両面に短毛を密生する。 基部はやや茎を抱く |
イナカギク 総苞は鐘形 総苞片は3列に並びやや褐色を帯び、短毛が密に生える。 |
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シロヨメナ 葉は先が鋭く尖り、ふちに大きな鋸歯がある。 |
シロヨメナ 総苞は筒状 総苞片はやや薄く鈍頭。暗紫色で微毛がある。 |
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フトボナギナタコウジュ | ナギナタコウジュ | |
苞は先端よりが幅広で、ふちの毛が長く、背面に毛が生えている。また苞は緑色。 | 苞は中心部が幅広で、ふちの毛が短く、背面に毛が生えていない。また苞は茶色。 | |
ヒメジソとイヌコウジュもなかなか間際らしいが何度か見ていると分かってきた。 |
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ヒメジソ 葉の鋸歯が6以下 萼の上唇の先2つが鈍頭である。 |
イヌコウジュ 葉の鋸歯が6〜13 萼の上唇の先が鋭く尖る。 |
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タデ科のミゾソバ、アキノウナギツカミ、タニソバ、ポントクタデ等が少し見られた。ノコンギクは千石谷全体に広がっている。前のイナカギクとシロヨメナを加えた3種がこの千石谷を飾っており、後に咲くアワコガネギクを除いて他のキク科の種類はなさそうである。 写真 途中にある大滝、別名うなぎの滝 |
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ナギナタコウジュ、アケボノソウ、アカバナやコシオガマを見ながら谷を下る。ヤクシソウが咲き始めた。タカネハンショヅルやカワミドリは残念ながら終了していた。花が終了したイワタバコとケイワタバコを見比べる。この千石谷の花の最終ランナーはアワコガネギクで蕾は硬い。 |
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テイショウソウ | アカバナ | |
アケボノソウ | イヌホウズキ | |
コシオガマ | マルバノホロシ | |
ミチヤナギ | ヤマハッカ | |
ノコンギク | ヤクシソウ | |
ミゾソバ | テバコモミジガサ | |