岩湧山  897m
sanpo.no.513 18年9月30日(土) 晴れ 気温25℃ メンバー1

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 コース:ジュンノ木谷入り口10:47→11:16鉄塔79→13:45岩湧山→ゴヨノ谷→いわわきの道 


 「なにかいいものが咲いていないかなあ」と岩湧山の北斜面のジュンノ木谷を登った。最近、新たな花は初めてのルートでないと見つからないのである。
ジュンノ木谷のルートは20年前の古い地図に載っているが、今では登る人は殆どいない藪山である。

写真:ジュンノ木谷の上に岩湧山が見える。


 この林道のカーブミラーがある曲がり角がジュンノ木谷入り口。


関電の鉄塔の標識が立つ最初の分岐で右にとる。


杉の植林地から関電道を通り鉄塔79に着く。


 ここから尾根伝いに南へ平坦道を行き、鉄塔78分岐から関電道から別れて尾根伝いに登る。


 この間、小さな木を鋸で切ったり、枯れ木を折りながら進む。道がない藪尾根を1時間ほど登ると山腹を横切る山道に出、ホッとした。この付近はアキチョウジやナベワリが多い。

写真:ナベワリ


 50mほど左に下ると左上に登る山道があり、この山道を伝い、倒木や谷を越えたが道が不明瞭になり、道がないが明るい右尾根に攀じ登る。右尾根に出て更に急勾配を登ると、見覚えのある岩湧山直下の防火帯の道にでた。

写真:道の分岐


 本来はこの尾根に登らず、先ほどの不明瞭な道を行き、カヤ原入り口に出るはずだったが、また探すことにしよう。 防火帯の道はススキが2^3mに伸び放題で、カヤ原とも山道ともわからないほど。

写真:ススキの合間から岩湧山


 しばらく行くと紫の小さな花が目に付く。よく見ると前からこの山にあると言われたシオガマギクだった。今日はなにも成果がなかったが報われた。大阪府の絶滅危惧1類(絶滅の危機に瀕している種)で貴重種である。
更に進むと大株が2,3株見つかる。赤いテープでススキにマークする。

 ここからは草木のジャングルを潜り、カヤ原入り口に辿り着く。

写真:発見したシオガマギク


 

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