北ア立山〜剱岳    3003m その1  その2へ
sanpo.no.496  18年8月21日(月) 曇り小雨 気温15℃ メンバー6

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コース:室堂9:40→11:00一ノ越11:05→12:24雄山13:15→12:46大汝山14:00→14:17富士ノ折立→15:18真砂岳→16:23別山→17:25剣沢キャンプ場


 前夜12時頃、梅田のヨドバシカメラ前に集合しリーダーのNさんの運転する車で立山町に向かった。立山駅で車回送サービスに車を預け、ケーブルカーとバスを乗り継いで室堂に着いた。室堂で立山始めて組3名と、体験組3名に分かれた。初めて組みは雄山から縦走し剣沢へ、他は剣沢キャンプ場にテント場確保のため直行した。聞けば今冬の豪雪で剣小屋が潰れて、もう一つの剣沢小屋が込み合うのはもちろんテント場も込みそうである。

室堂平の散策路 一ノ越
イワツメクサ イワギキョウ
トウヤクリンドウ ウサギギク
ヨtバソオガマ ミヤマアキノキリンソウ
 我々3名は室堂のバスターミナルで雨具をつけ霧の中をスタート。敷石のお花の散策道が40分ほど続いて一ノ越への急な登りとなる。道の両脇にはロープが張られて色とりどりの高山植物が目を楽しませてくれる。イワツメクサ、ウサギギク、トウヤクリンドウ、ヨツバシオガマ、エドシオガマ等々。暑いカッパを脱ぐと雨が降り出し、着ると雨が止んで衣服調整に振り回される。高山植物や山並みを撮ったりしながらゆっくり登り、一ノ越から雄山(立山といえば一般的に雄山をさす。)に着いたのは12時半近く。


 早速500円を払い標高3003mの雄山山頂に立った。日本三霊山立山、雄山神社に参拝し御祓いを受けた。鈴のついたお札を頂いた。晴れていれば黒四ダムが真下に、その向こうに北アルプスの山々が見渡せるだろうがガスで遠くは見えない。霧の晴れ間、僅かに今朝方バスを降り立った室堂平が箱庭のように、その向こうに大日岳が見えるだけである。コンビニのお握り昼食をすませて大汝山に向かう。



雄山山頂 鳥居の上 室堂平と大日岳
一ノ越の小屋と浄土山、龍王岳(左) 室堂平


一旦軽い下りがあって登り返し、トイレのある大汝休憩所に着く。休憩所前にリックを置き、岩場を登り大汝山3015mに立つ。
次の富士ノ折立2999mと真砂岳2861mは
緩やかな山頂であった。

 真砂岳から急な下りがあって別山が堂々と立ちはだかる。内蔵助山荘に泊まるという5人連れにあう。我々は、それぞれ12^15kの荷物を担いでいて、足取りは遅く亀のよう。やっと別山2874mの山頂に辿り着く。記念写真を撮っていると、雷が一発ゴロッときた。剣御前小屋と剣沢分岐に急ぐ。


 下の剣沢の方には小屋や色とりどりのテントや、背後にガスのかかった剱岳が見え始めた。17時30分頃、リーダーや2人の出迎えを受けテント場に到着した。12時過ぎに到着した先発組みはもう既に出来上がっていたが、大急ぎでテントを組立て、空き地に集まり全員揃ってビールで乾杯した。キャンプでの楽しい一時を語らった。今日の行程も結構きつく大分疲れたようだ。食欲がないのか持ち寄った酒の摘みなどたくさん残った。ご飯も1人前を分けて食べるだけで十分だった。夕闇せまる北の空にどす黒い剱岳が堂々と立ちはだかり、うまく登れるかなとの不安と期待のうちに眠りについた。


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