大峰   稲村ケ岳1725.9m 
sanpo.no.495  18年8月18日(金) 雨 気温20℃ メンバー23

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コース:清浄大橋→レンゲ辻→稲村小屋→稲村ケ岳→稲村小屋→法力峠→母公堂


今日の参加者はいつもと違い3分の2が男子である。出発地点の清浄大橋から小雨模様で雨具を着ける。

写真 林道終点の登山口 
川瀬谷からレンゲ辻を目指し渓流に沿いゆっくり登って行く。
岩のゴロゴロした山道にはギンバイソウ、オオヤマハコベ、ヒナノウスツボが多い。ハガクレツリフネも咲き始めている。
参加者の1人が雨に濡れた木の階段で4~5m滑り、2回転し足元に転倒してきた。相当のショックからしばらく動かない。幸い頭を打っていないが脇腹が痛むという。なんとかゆっくり歩けるのでホットした
サブリーダーにお願いして先へ進む。急坂を登り女人結界のあるレンゲ辻に着く。

写真 レンゲ辻
相変わらず小雨模様の霧の世界。吹き上げる冷風で寒くて堪らない。小休止して転倒者を待つ。聞けば82歳と高齢の方、この方とサブともう1名、この先の稲村小屋から先に下山して貰うことにし先を急ぐ。
稲村小屋までは緩やかな登り。雨中、小屋の肩で昼飯を食べ稲村ケ岳に向かう。

写真 稲村小屋
大日山のあたりでシラヒゲソウがあると聞くが見つからない。コイワカガミの株が多い。アルプスならなんとかシャジンというだろうがソバナらしいブルーの花が風に揺れる。

写真 大日山下のキレット
霧の稲村ケ岳の三角点にタッチ。
少し戻ったところでリーダーからバリゴヤの頭の取り付きを聞く。木に小さな標識があるが、ここから片道3時間の岩山が多い藪山である。いつかは挑戦したいが、固定ロープも梯子もない険しいところと聞く。

写真 バリゴヤの頭の取り付き

リックを降ろし、大日山に希望者だけ登るが残ったのは2~3人。晴れていたら断崖の上で緊張するだろう。

写真 大日如来像

大粒の雨になった大日山を後に稲村小屋、法力峠、母公堂に休みもなく一気に下る。腰から下はずぶ濡れとなる。途中テバコモミジガサの花やルイヨウボタンの実が目に付く。母公堂の近くの、赤い実のなるコバノフユイチゴは葉だけだった。洞川の温泉で汗を流し、自動販売の缶ビールで喉を潤し、さっぱりして帰途に着く。前の方でも転倒者が多かったようだが、事故もなくヤレヤレの山行でした。

今日見た花

ソバナ ヒナノウスツボ

オオヤマハコベ ハガクレツリフネ







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