南ア   幻の北岳 3193m
sanpo.no.492  18年8月8日(火) 曇り 気温25℃ メンバー8

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JR大垣発東京行き夜行で北岳に向かい、登山口の広河原まで行ったが台風接近で無念の撤退。

 台風7号の接近で北岳登山は幻に。前日、夜行で東京入りし中央線で甲府へ。甲府からバスに揺られて2時間、登山口の広河原に着いた。 バス乗務員の説明で台風のため帰りのバスは午後4時で終わり明日以降の運行予定はない。すべては台風の動き次第で決めるという。入山するバスは乗って来たバスで終わりで、下山する約400名を運んで運行を終わるようである。同乗のグループも早々に中止を決めて帰りのバス待ちに並んでいる。バスの車中で少し雨が降ったが今は上がっている。山の上はガスがかかって見えないがとても台風が来るとは思えない。だが万一直撃し崖崩れとなった場合何日も足止めとなる。今朝方深い谷の崖に続く細い林道を辿って来て、崖崩れの場所を通過してきたからなお不安になる。

 結局、登山口まで来ながら無念であるが登山中止を決めた。吊橋を渡り、北岳登山口を確認、河原で弁当を食っていると泥に塗れ下山して来るメンバーに次々出会う。こんな姿を恨めしくも思いながら帰途に着いた。今夏は7月の梅雨の大雨で鳳凰三山も中止になっており消化不良が続いている。取り付きも分かったしいつかリベンジしたい。

 まあ、しかし青春18切符2枚を使っての長旅は結構おもしろかった。

20:30大阪駅→21:53米原21:54→22:24大垣・ムーンライトながら23:19→4:42東京4:58→高尾→7:43甲府/バス9:00→11:12広河原→ジャンボタクシー →甲府→塩尻→中津川→金山→21:37米原→22:58大阪

霧の中の北岳が恨めしい。

広河原登山口から


バスが途中で停車した、鳳凰三山の登山口 夜叉神峠
北岳への 広河原橋
北岳の登山口 広河原

 

登山口で見た花

アカソ ハナウド
イケマ キヌタソウ
キリンソウ ミヤマコウゾリナ
クサボタン ノリウツギ
サワヒヨドリ ヤマホタルブクロ
フジアザミ オトギリソウ

河原に生える大きな株はフジアザミとは知らなかった。葉は長さ1mにもなり、巨大なタワシのような花を付ける。以前は根をヤマゴボウとして食用にしていたそうだ。

イワアカバナ カワラヨモギ ヤマハハコ シナノナデシコ






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