赤倉山・池木屋山1394m・1395.9m 

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sanpo.no.481   18年6月29日 (木) 曇り一時晴れ 気温30℃ メンバー8   
コース:橿原神宮駅7:40→10:00北俣谷林道→10:45北俣谷林道登山口→12:25赤倉山12:55→13:10千里峰→13:25奥の平峰→13:30霧降山→14:10池木屋山14:20→霧降山→奥の平峰→千里峰→赤倉山→17:20北俣谷林道登山口→18:10北俣谷林道  北俣谷林道登山口、赤テープ等の標識一切なし


 赤倉山・池木屋山の二峰を日帰り登山する。○ハイキングのNリーダーが開拓した最短ルートである。このコース、普通は前夜泊か縦走でないと無理である。N氏はGPSなどを持たず地図と磁石だけである。よく考えると登山道がない藪山を登り下りするのにGPSは役立たないかも知れない。

 橿原神宮駅に集合し2台の車で登山口に向かう。途中から地道になった北俣谷林道で300kg程の石が道をふさいでいて、ワーヤーロープで牽引し取り除ける。いつも車に常備しているようだ。途中から林道は通行止めになる。崖崩れで人も通るのもやっと。ずたずたに壊れた林道が最後に石の川原になっている。地図で見ると五郎平谷のようで、ここから登るのである。

 川原をすぐ左の山中へ。ここから藪をこいでの急登が始まる。前の人の落石が怖い。赤倉岳まで標高差5〜600mを一気に登るが30分も歩くとフラフラである。尾根に沿っての直登で余計にきつい。今日はいつのなく重い荷物でカメラを入れると13〜14k、この登りはバテた。Nリーダーは赤テープ等の標識がないササの多い藪山をドンドン行く。

 やっと赤倉山に着き昼飯。ここまで来るとルートがあり池木屋山まで往復は楽である。登り下りの縦走路はブナ等の原始林となり心地よい。

 池木屋山で小休止後、取って返し、赤倉岳直前で尾根を下る。一つ尾根を間違えたようであるが下で谷が合流しているはずである。 向こうの方で谷に落石の音がする。熊のようだ。尾根道はジャングルで谷川に降りた。リーダーが尾根を這い登り、ガレ場を下りルートを指示する。遠くで声がなかなか聞こえない。リーダーの荷物を手分けして持つ。ようやく沢に沿って下ると赤いテープが見つかるがすぐ分からなくなる。更にリーダーが尾根の偵察に行くが行き止まり、 沢沿いに下る。水が枯れて程なく17時20分、出発点に着いた。少しハラハラの下山であった。
 苦しい登りとルートを探しての下り、記憶に残る山行でした。みなさん大分滑って転んだが無事でなにより、お疲れ様でした。


林道わきに駐車 手前に進入禁止の看板 林道か川原か分からない。一旦川原に入り
左手へ。
サワルリソウ
若い人がリーダーのすぐ後を追っかけるので
ペースが上がる。
振り返ると下に林道が見える。 山頂近し。藪が少ないが急登である。
Oさんのお土産鹿の角
山中で拾い子供のように喜ぶ。
赤倉山 1394m
千里峰
奥の平峰 ジキタリスの群生 ヨーロッパ原産の薬草だが
古くから観賞用にも広がっている。
ツルアジサイ
池木屋山 赤倉岳の手前の尾根を下る。
沢を巻いて下る。 ようやく壊れた林道にでた。
林道終点で見つけたクモキリソウ 池木屋山手前の尾根で見たジキタリス








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