大峰 鉄山 1563m   

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sanpo.no.473   18年6月11日 (日)時雨霧 気温18℃   メンバー2 
コース:河内長野市6:00→7:35大川口7:45→10:45鉄山→弥山平→11:45鉄山→12:15鉄山平12:45→14:40大川口



鉄山の急登を登るにはあまり芳しくない
天候だが、午後から天気がよくなるのを
期待して出かけた。

川迫ダム付近から見た鉄山
のっけから尾根伝いの急登で息も抜けない。
スタート地点は814mで、1000m地点は切り
開かれて展望がよい。
背後に稲村に続くバリコの頭が見える。
一息入れ、カッパを着込む。



登るに従って花が終わったシャクナゲに
代わって、ベニドウダンが目につくようになる。
行者還岳が背後に見えた。


根っこに捉っての登り
次第に霧が出てきた。
一歩一歩踏みしめて緑の樹海を登る。
早くも軍手は泥だらけ。岩の縁や木の根っこ
を掴んでよじ登るところが多いからだ。
シャクナゲの残り花が見え出した。
緩やかな斜面の後、見晴らしのよい鉄山平も
今日は霧で周囲はなにも見えない。


ここからは山頂は近いが急登で手ごわい。
樹木の幹や根っこのジャングルでアスレチック
コースとなりなかなか面白い。一つピークを超え
るとまた下り、またピークがある。
真新しいロープが掛けられているが、
途中の結び目のこぶがなくすべりやすい。

シロヤシオ 霧の中のシャクナゲを撮っていたら、
シロヤシオの花びらが地面に。
見上げるとほとんど花は終わりに近い。


この3月、雪のため撤退した鎖場から
山頂まで僅か5分であった。
この付近からコイワカガミが見られるようになった。  
足元の可愛いコイワカガミ、
注意しないと踏んでしまいそうである。
イワカガミのように、どっとこれでもかという風に
咲くもでもなく、ポツン、ポツンと離れて咲き、
高さも5cm前後と慎ましい。 


鉄山山頂 1563m ちょび髭隊長と記念写真

 山頂から弥山に向かい急降下の道を下る。霧に包まれたシャクナゲやシロヤシオがたくさん表れて撮影に忙しい。両方ともやや花期が過ぎたとはいえ霧の中の光景は素晴らしい。ここでも足元にコイワカガミが多い。3つほどの山のピークを超えて尾根を行く、霧も多くなり迷い易いところと聞くのでここで撤退する。快晴の日に再挑戦したい。できれば弥山にオオヤマレンゲが咲く頃に。

 この山は距離こそ短いが急登であり、花の時期にくれば見ごたえがある。今日のように霧の日は花も生き生きしてよいかも知れない。 隠れた名山と言ってもよいだろう。ますますお気に入りなのだ。


 


コイワカガミ 木の根っ子の上に。


シャクナゲ



シロヤシオ

鉄山〜弥山に行かれる人は、雨の日霧の日など、磁石も狂う場所があり、迷う人が多いそうだから注意しよう。
戻るのも勇気の一つの看板が目につく。  




                                      

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