湖北百里ケ岳 931m |
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sanpo.no.468
18年6月3日 (土)晴 気温20℃ メンバー20 コース:JR京都駅8:00→朽木村小入谷10:00→シチクレ峠11:10→11:55百里ケ岳12:50→13:45根来坂峠→13:50展望台14:00→14:05根来坂峠14:15→15:15大倉谷出合15:30→JR京都駅17:20 |
JR京都駅から国道367号線を通り、ひっそりとした朽木村小入谷へ、小入谷集落奥の登山口まで約2時間のバスの旅。 登山道の百里新道はゆるやかな上り下りが続く、快適な自然林の尾根道である。新緑の森の下にはオオイワカガミの青葉が延々と続いていて、もう少し訪れる時期が早ければ花達に合えたであろう。キンラン、ギンランの終わりかけの小さな花があったがさしたる花もない。ただ、ギンリョウソウの多いのに驚くばかり。 写真は百里新道登山口 |
県境尾根分岐を過ぎた。いつしかイワカガミに替わってイワウチワの青葉が続く。この時期、新緑の森を飾るシャクナゲなどのツツジ科の植物が見られないのも珍しい。岩稜地帯が少ないからだろうか。 写真は百里ケ岳 |
山頂手前で少し険しい登りが続いたがあっけなく頂上に着いた。山頂は切り開かれ広々していたが、雲が多く展望はもう一つ。 山頂標識のそばでウワミズザクラが満開だった。 | ||
仲間が切り株のそばで初見のサルマメを見つけた。サルトリイバラの棘のないやつ。またサトイモ科テンナンショウ 属の仲間も。見たことのない花姿である。タニウツギは下では満開だがここでは蕾。 写真はユリ科のサルマメ |
ゆっくりと昼飯をすませて根来坂峠に向かった。根来坂峠はいくつかある鯖街道のうち最も古いルートのひとつ。 |
地蔵や石碑があり、ブナの大木が木陰をつくり休息の場となっている。往復15分ほどの若狭湾が見えるという展望台に行ったが、霞んでなにも見えなかった。ここにも足元にはおびただしいイワカガミの青葉があった。 |
焼尾地蔵は林道そばにあった。林道脇にはたくさんの可愛いアカモノが花盛りだった。高山に咲く花とばかり思っていたが、こんなところに、それも林道の芝保養の金網の中で。
焼尾地蔵からは30分程で終着の大倉谷出合に着いた。 写真はツツジ科のアカモノ |