岐阜県山形市舟伏山 1040.3m |
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sanpo.no.458
18年5月16日 (火)雨後曇り 気温15℃ メンバー4 コース:JR米原8:30→11:15登山口→12:00桜峠→12:30みのわ平→13:40山頂14:10→16:00登山口 |
JR米原駅に8時30分集合、小雨の降りしきる中Hさんの運転する車は林道終点にある登山口の「あいの森」へ。今日は雨模様のため誰も来ていない。ちょうど登山開始の頃から嬉しいことに雨もあがった。NさんやKさんからヒル対策のスプレーを足元や首の周りにやって貰う。 |
歩き初めてたくさん目に付くスミレによく似た葉はなんだろうか。後で花を見てウスバサイシンであることが分かる。シハイスミレの葉の色が濃いハグロスミレと思われる種類も。前を行く Kさんのリックカバーに小さな虫。ヤマヒルである。それ以降、恐怖のヤマヒルが1日頭を離れない。小さな花を屈みこんで撮っているとまたもや表れたので写してやる。 |
尾根にでて軽く登り少し下ると桜峠である。夏坂林道との合流点で、石仏が安置されている。晩春の森は新緑でとても気持ちがよいが、イカリソウは葉ばかりで花がなかなか見つからない。葉の展開を始めた樹木が花時をむかえ始めた。語源を知りたいオトコヨウドメだ。ヨウゾメとはガマズミ類をこう呼ぶ地方があり、痩せて食用にならないので男を冠したとも云われるが定説はない。 咲き残りのヒトリシズカの近くには、キバナイカリソウも2〜3輪見つかり仲間を喜ばせた。 |
8合目付近の岩場にイワザクラのしおれた花があった。最盛期にはイワザクラを求めて人々が押しかけるこの地も、花が終わるとともに静かなものだ。 |
快適な散策が続いて少し急な登りの後、笹薮の原が表れカタクリの群生地になる。少し名残の花も見られた。この付近はブナ林に混ざってシロモジが多い。 |
明るい山頂広場に着き、遅い昼食タイム。向かいには名古屋方面が見られるとあるが霞んで見えない。反対側には白い雪の能郷白山がデンと構えている。 |
下山は小舟伏山に下り、谷川に沿って「あいの森」に下る。ニリンソウの大群生地を通り、ルイヨウボタンの群生地、ヒトリシズカ、ヤマブキソウ等を見ながらハクサンハタザオに導かれ下山する。セリ科のヤブジラミに似たシャクが多くなる。暗い谷で最後に見つけたのはラショウモンカズラだった。 |
フイリシハイスミレ | ハグロシハイスミレ? | |
タチツボスミレ | ナットウダイ | |
ボタンネコノメソウ | ヒメレンゲ | |
カタクリ | キバナイカリソウ | |
キヌタソウ | ツクバネソウ | |
オクルマムグラ | コンロンソウ | |
ミツバウツギ | ルイヨウボタン | |
オトコヨウゾメ | オトコヨウゾメ | |
サワハコベ | トリガタハンショウズル | |
トウグミ | ウスバサイシン | |
ヤマブキソウ | ヤマルリソウ | |
ホウチャクソウ | ニリンソウ | ヤマハタザオ | ||
ハクサンハタザオ | ラショウモンカズラ | ユキザサ | ||