ポンポン山 678m |
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sanpo.no.447 18年4月18日 (水) 気温20℃ メンバー7 コース:ほたる橋→立石橋→立石林道→京青の森→釈迦岳→カタクリ地→ポンポン山→リョウブの丘→カマガ谷→森の案内所→杉谷→善峰寺バス停 |
今日は山主?のTさんの案内でポンポン山の花巡り。上の口でバスを降りほたる橋に向かう道端にはいろいろな花が咲き始めた。カラスノエンドウやキンポウゲ(別名ウマノアシガタ)ヒメウズ、カキドウシ、キランソウ、ムラサキサギゴケ、ツルカノコソウ、チャルメルソウ、タチツボスミレ、ナガバノタチツボスミレ、ニオイタチツボスミレなど。
その都度見分け方を分かり易く説明して頂く。カラスノエンドウは花柄なし、豆は上向きにつく。スズメノエンドウは花柄あり、豆は下向きにつく。花数4〜5。カスマグサは花柄あり、豆は下向きにつき、花数1〜3。
セイヨウアブラナは茎を抱くがセイヨウカラシナは茎を抱かない。チャルメルソウは萼裂片は直立し、花弁は3〜5、葉は浅裂。オオチャルメルソウは萼裂片は平開し花弁は5〜9、葉は深裂。
タチツボ・・葉は心形、托葉は櫛状、花柄は無毛、花色は淡紫色。ニオイ・・葉は卵形、托葉は櫛状、花柄は有毛、花色は濃紫色で中心部がはっきりする。ナガバ・・葉は長三角形、托葉は粗い櫛状、花柄は無毛、花の色は中間。
京都のRDBのヤノネシダが道端にあっても誰も分からない。林道を突き当たり沢を登ると山道になり草花は少なくなる。クリンソウの谷は2年前来たときよりかなり増えた。
コバノミツバツツジが咲き始めていた。オシベが10本であり、5本がミツバツツジである。カタクリのポイントを見る。まだまだ咲き始めだが今年は花数が少ないようだ。釈迦岳からポンポン山へ。平日ながら人が多い、腹ごしらえしリョウブの丘から福寿草のポイントへ。アオハコベ、ヤブサンザシ、キンキエンゴサク、ニリンソウが咲いていた。名残の福寿草も一輪。
期待のカマガ谷は日当たりもよく色んな野草が見られる。今日もニリンソウ、キンキエンゴサク、セントウソウ、ニッコウネコノメソウ、ヤマルリソウ、ユリワサビ、ミヤマカタバミ、フタバアオイ、エンレイソウ等が見られて満足の行く花巡りとなった。またオオキツネノカミソリの青い葉が谷を埋め尽くすほど茂っており、花時は見事であろう。
ケシ科 キンキエンゴサク | キンポウゲ科 トウゴクサバノオ |
ナデシコ科 アオハコベ 花に花弁がなく緑色の萼片があるだけなので この名がついた。 |
ユリ科 エンレイソウ | |
ウマノスズクサ科 フタバアオイ | ウマノスズクサ科 ミヤコアオイ | |
キンポウゲ科 ニリンソウ | セリ科 セントウソウ | |
ユリ科 カタクリ | ユキノシタ科 ヤブサンザシ | |
ユキノシタ科 ニッコウネコノメ | ユキノシタ科 タチネコノメソウ | |
カタバミ科 ミヤマカタバミ | ヒガンバナ科 オオキツネノカミソリ | |
アブラナ科 ユリワサビ | ウラボシ科 ヤノネシダ |