一度は行って見たい 沼津アルプス
sanpo.no.432
18年3月17日(木) 晴れ 12℃ メンバー 11 コース:沼津駅 バス→多比→大平山→鷲頭山→志下山→徳倉山→横山 バス沼津駅 |
午前6時夜明け前の駿河湾 | ||
3/18のダイヤ改正で55年の歴史に幕 寝台特急「サンライズ出雲」 こんなの最近始めて知ったが 三島駅にて |
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沼津アルプスの最初の案内板 大平山方面 |
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今上がって来た町並み | ||
昨夜の激しい雨も上がり、少し風は強いが天気は回復し始めた。2〜3日前の雨の予想を思えば上々の天気である。足元にはタチツボスミレやクサイチゴが咲き初めており、一足早く春を迎えていた。ナットウダイやオニシバリ、キブシ、ヒサカキ、モミジイチゴ等も開花し、さすがに伊豆に近い暖地だけのことはある。他にヤブレガサやカンアオイ、トリカブト等が見られた。
今回初めて見た富士山 きれいに顔を出してくれた。 大平山への途中で |
大平山手前鞍部にリックをデポし頂上に向かった。ムム!きつい登りだ。低山でやさしいと頭にあったのでよけいにきつい。高度を上げるにつれ海岸線がきれいに見え始めた。そしてお目当ての富士山が顔を出した。山頂付近に雲が綿のように巻きつき綿菓子のようだ。
大平山山頂 |
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大平山を振り返る。 | ||
鷲頭山山頂 小鷲頭山の見晴らし台も絶好の場所だ。青空が広がり、駿河湾のきれいな海岸線に富士山。ここでも一級品の展望に酔いしれた。この山への登りもきつかったが、下りは更にきつく200mほど急降下。ロープが長々と続く。鷲頭山の山頂は広々としていて桜の大きな古木が多い。 |
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千金岩 岩窟となっていた | ||
志山214m | ||
徳倉山256m ここの富士も絶好の展望台 | ||
富士を魚に弁当を広げる 徳倉山にて |
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徳倉山山頂広場 | ||
徳倉山の登りの草原でウラシマソウの芽生えが多数。赤いクサボケが点在する。徳倉山山頂広場で、目の前の富士山を魚に昼食。素晴らしい展望にもう思い残すことはないとの声も。朝方の風も治まり暑いくらいの天気になってきた。
横山183m | ||
アケビ科 アケビ属 アケビ 同属にミツバアケビ、ゴヨウアケビがある。 ゴヨウアケビはアケビとミツバアケビの自然雑種。 白花の品種でシロバナアケビがある。 |
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ウバメガシが多い尾根道 | ||
ジンチョウゲ科 ジンチョウゲ属 オニシバリジンチョウゲ属には他にジンチョウゲ、ナニワズ、チョウセンナニワズ、カラスシキミ、コショウノキがある。 Tリーダーの説明がある。 オニシバリは別名ナツボウズと言う。夏に全部落葉し坊主になって赤い実がなる。側脈7〜9対で不規則に分枝する。太平洋側に多い。 ナニワズは夏に落葉しない。側脈は4〜7対であまり分枝しない。北陸、東北に多い。 チョウセンナニワズは夏に落葉しない。中国地方と朝鮮半島の石灰岩地に生育する。 |
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クスノキ科 タブノキ属 タブノキ 別名 イヌグス 同じ属にホソバタブがある。 常緑樹としては沖縄から青森まで分布し、常緑樹 としてはもっとも北まで分布するものの一つ。 若狭湾〜熱海以北では関東の一部を除き沿海に限られる。 常緑の高木。 |
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トベラ科 トベラ属 トベラ 別名 トビラノキ・トビラ 世界には9属250種があるが 日本では1種1属 庭木、公園樹に利用 |
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サトイモ科 テンナンショウ属 ウラシマソウ 釣り糸がまだ出ていない。 |
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トウダイグサ科 トウダイグサ属 ナットウダイ 同属にトウダイグサ、タカトウダイがある。 |
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スイカズラ科 スイカズラ属 ヤマウグイスカグラ ウグイスカグラの毛が散生するタイプ。 |
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ユズリハ科 ユズリハ属 ヒメユズリハ ユズリハとの違いは葉の裏面に網状脈がある。 |
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アケビ科 アケビ属 ミツバアケビ | ||
スミレ科 スミレ属 ニオイタチツボスミレ | ||
バラ科 ボケ属 クサボケ ボケ属にはカリンがある |
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キブシ科 キブシ属 キブシ | ||
バラ科 オランダイチゴ属 クサイチゴ | ||
帰りの列車の都合で香貴山には行かず、横山までとし八重坂バス停に向かった。ここも激しい下りで雨後の道はズルズル。転倒者が続出し私も転倒し派手にズボンを汚した。
帰りの列車から富士に別れを告げる。 周りの雲が取れすっきり。 |
沼津アルプスは海を眺めながら富士山を展望できる素晴らしいコースだった。登山としても起伏が激しく岩稜帯も多い、中級向きのコースと思われる。ことに出発時のトラブルの後、素晴らしい富士が見られた、また途中下車して食べた浜松のウナギとともに想い出に残る山行になった。
また教訓として、早めに集ろう!集合までにどんなトラブルがあるかも知れない!
Tリーダー始め皆さん有難うございました。