岩湧山
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sanpo.no.41
12年7月9日(日)晴れ一時曇り 気温32℃
見晴らしの道を登る。
- 木肌がサルスベリの木によく似たリョウブノ花が咲き出した。
オカトラノオ、ムラサキニガナなどが花盛りとなり、2mを越すタケニグサが崩れかけた山の斜面に咲き出した。この花は荒地によく見かける。
谷筋を抜け松林のある尾根道付近にはアクシバが満開となっていた。
第一案内板から折り返しP3に戻る。見晴らしの道では15種類の草の花と2種類の木の花が確認できた。
いにしへの道の湧き水「長寿水」付近では
- 根生葉が大根の葉に似たダイコンソウの花が咲き出した。
行者の道を登る
- この道は一般には一昨年の台風被害で通行止めである。
滝の音を聞きながら急坂を登る。上部からの崖崩れが山道を越え谷に落ちこんでいる。足元に注意しながら登る。倒木が山道に横たわっている。こんな道でも誰かがヤマトウバナの名札を付けている。NクラブのUさんの作かな。ちょうど咲き始めであった。
夏草が大きく成長した。頭上まで覆われた草木の枝をかき分けて山道を登る。谷筋の草は夜露でいっぱいでいつの間にか上半身までずぶぬれになった。
道をふさいだ倒木を過ぎて杉の木の植林帯に入り、ようやく草木が少なくなり歩きやすくなった。
ヤマゴボウに似た草姿の大型のフジウツギが紫色の花をつけ出した。
やがて、いわわきの道の展望台に合流した。
- 60才ぐらいの中年の女性グループが5名休んでいた。
ウメモドキ、アカショウマ等の樹木を抜き取りビニール袋に入れたのを持参していた。盗掘を見かけたら注意しょうとNクラブで申し合わせたが、なでか声がでない。
一旦いわわきの道を下り鹿の角のようなツチアケビの花を見に行く。ちょうど咲き始めていた。
再び引きかえしいわわきの道を登る。
イチヤクソウは完全に散っていた。ヤマアジサイの花が真っ盛りの道を登ると、大阪府の設定したダイアモンドトレール(ダイトレ)に合流し暫く登る。
林道工事が進んで巻き道は通行止めになっていた。
山頂付近は
- ササユリの花がなくなりオカトラノオが全盛。ヤマアザミの花が少なくなった。
ススキの根元をかき分けてナンバンギセルを探すが見つけられない。まだ、時期が早いのかも知れない。
急坂の道を下る。
- オオバノトンボソウはまだ咲かない。紫色の花を付け出したムラサキシキブの木。
岩湧寺周辺では
- アジサイが青やピンク色の花をつけ、鮮やかに咲いて見ごろであった。
帰り際、四季彩館に立ちよりOさんに花名を聞く。いつも親切に教えてもらって感謝します。
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