ダイヤモンドトレールを歩く 第1回 屯鶴峰〜二上山  雄岳517m

HOME     


sanpo.no.406   18年1月24日(火)  曇り 5℃   メンバー4名 
コース:近鉄関谷→田尻→屯鶴峰→二上山雄岳→雌岳→岩屋峠→石光寺→近鉄二上神社口駅

 ダイヤモンドトレールを歩く第1回は二上山から。おまけとして奇岩の屯鶴峰を加えた。ダイヤモンドトレールは屯鶴峰の先からだが、ここは是非見ておきたいところ。


 屯鶴峰へは田尻峠からの古いルートは見当たらず、地元の人に聞いても砕石場になっており、もう最近は道はないようだ。
去年下見した時に 屯鶴峰から北へ下り偶然見つけたルートを辿った。
関谷の駅から線路の北側を大阪方面に戻り2つ目の人道踏み切りを渡り、R165の田尻に出て国道を大和高田方面へ、ローソンを過ぎて飛鳥砕石の看板から林道へ。砂埃の林道に入って200mぐらいで、 左に赤土の丘陵に上がるところがある。
ここには屯鶴峰への古い小さな道しるべがあるので丘陵に上がると、なんと道はきれいに刈り払われ、赤いテープがついているではないか。この前、来た時はひどいブッシュで赤いテープもなかったが。



国道165号線左のカーブ 飛鳥砕石の看板より林道へ ここには屯鶴峰への古い小さな道しるべがあるので小さな丘陵に上がる


 15分ほど平地を進むと、山肌に不気味な口を空けた防空壕が見られる。終戦前の昭和20年の4月頃、朝鮮の人100人と国内の人で大規模な豪が掘られ、空軍の指令室にする計画があったそうだ。毎年8月15日にこの(クリック)防空壕の探索会が行われているそうだ。 我々は中に入ろうとしたが暗くて不気味なので止めた。屯鶴峰の心霊スポットとはここに違いないと思った。





 防空壕を後に山道は急な登りになる。足元には今では珍しいキク科のオケラのそう果が見られた。八重咲きのリュウノウギクが見られた地点でもある。10分ほどで奇岩の屯鶴峰の岩肌に着く。岩の形が鶴に似ているから付けられた名前と聞く。岩質は擦るとボロボロ崩れる凝灰岩。




 屯鶴峰を後に大坂道を通り穴虫峠からダイヤモンドトレール北入口に向かう。ここからは山道は起伏が多く、山頂雄岳までに9個のピークがある。山道の丸太階段が多いのにうんざりする。途中の鉄塔まで約1時間、ここからは見晴らしがよく雄岳、雌岳の二上山が仲良く並んで展望できる。更に30分ほどで緑の鉄塔に着き、更に20分ほどで雄岳、雌岳の鞍部の馬の背に着く。




 雄岳の葛木座二上神社(かつらぎいますふたがみじんじゃ)に参り、冷たい北風を避けてすぐ下の大津皇子御陵に参拝し広場で昼食。食材を持ち寄り鍋、ワインで乾杯し大いに盛り上がった。昼食後10個目のピーク、雌岳を超えて岩屋峠から祐泉寺、寒牡丹の石光寺を通り近鉄二上神社口駅に着く。
 今日はもう少し先の平石峠あたりまで歩いてもよかった。 次回の水越峠までは相当長い。 



カナメモチ マメガキ
コウヤボウキ カンボタン




HOME

inserted by FC2 system