台高白鬚岳1378m

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sanpo.no.387 参加者 2名  17年11月23日(水)晴れ 10℃
コース:ローソン6:00→7:35林道登山口・東谷出合7:45→9:00小尾根9:10→9:30尾根・神ノ谷分岐9:05→10:05白鬚岳10:15→11:20白鬚岳12:10→13:00白鬚岳→13:22神ノ谷分岐→14:35林道登山口・東谷出合



 今日の山は健脚向きの白鬚岳。国道169号線から10分ぐらいで林道登山口へ。大和上市駅からだと車で30分ぐらいですこぶるアプローチがよい。

駐車場はなく林道脇に停める。


15分ほど未舗装の林道は軽い登り、谷川を渡ると登山口の表示がある。



谷川を渡る。増水時は注意


カツラの巨木 このカツラの葉

山すそを巻き、再び谷川を渡り登ると大規模な 土石流後を通過すぐ、カツラの巨木がある。


紅葉は終盤ながら美しい。小滝を過ぎると左折して最後の水場。
岩肌からしたたり落ちる水場にはワサビらしき小苗。



杉の木の合い間から大普賢岳の荒々しい山容が見えてくる。 この付近から登りは急になりガレ場もある。杉の植林の間の山道は明るい。 植林と言っても一抱えもある大木の杉の木が多い。小尾根にでて小休止。



ここからの道はジグザグの急登、5℃近い気温であるが汗が噴出してくる。約20分で神ノ谷分岐の尾根に。橿原からの夫婦連れらしき登山者に道を譲る。


路岩が時々顔をみせ、45度前後の急な登りが続く。ロープ場や痩せ尾根があり 、吉野防犯協会と吉野警察署の「危ない。足元注意」の木札があちこちに。小白髭岳から北側の展望は極めて良い。白屋岳から薊岳などが一望できる


前方には白鬚岳のピラミッド型の雄姿が見えてくる。 苦しい登りをこなして小白鬚岳にやっと着く。


霜で白くなった笹原を下り、いよいよ白鬚岳を目指す。痩せ尾根がなくなって しまいそうな細い箇所は危険だ。双方の谷とも100m以上落ち込む。白鬚岳までは4つのピークがあり、急登、急下りをこなしてヘトヘトになる。夏場なら相当バテそうだ。それでも快晴の秋空のもと展望も申し分なく気分は爽快である。

白鬚岳 もう直ぐ白鬚岳


白鬚岳山頂1378m


動物・人類学者、探検・登山家 今西錦司(いまにし きんじ). 1902.1.6〜1992.6.15 生態
学者。人類学者。日本の霊長類学の創始者。


山頂からの展望

北東方面


北方面


南西方面

南方面


東南方面

見られた野草等 他にギンバイソウ、ネコノメソウ



先着の橿原組と山の展望を楽しみ昼食。後から2人の男女、中奥から3時間20分で来たと言う。田原本市と橋本市の単独の男2名が上がってきて山頂が狭くなる。10名も座れば満席だ。席を譲り 来た道を下山する。
今日の山は急な登り降り、岩場、痩せ尾根があり変化に富み展望もよく、歯ごたえのある素晴らしい山だった。

 振り返ると白鬚岳が見送ってくれた。



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