屯鶴峰どんずるぼう

HOME     今日の花 八重咲リュウノウギク、オケラ


sanpo.no.385 参加者 単独  17年11月16日(木)曇り一時晴れ 15℃
コース:屯鶴峰


 朝ゆっくり起きてから、二上山から始まるダイトレを歩いて見ようと決め、麓の屯鶴峰に10頃到着した。とりあえず屯鶴峰とはどんなところか 面白い名前だ。案内板を読むとその生い立ちが綴られていた。





階段をものの5分も登るとその正体が表れた。セメントで塗り固められたような奇岩が続いていた。侵食され波模様 がついているのもある。上方の奥には古い東屋がポツンと立ち、延々と続く展望所になっている。緑の山の中に白い路岩が模様のように見える。これらも総て古い昔、二上山の噴火により出来たものであろう。







ここの禿山を後に誰もいない山道を行くと、Y字型に別れ左手にとるとまた大きな路岩となっていた。一旦引き返し右手にドンドン行くと背後の二丈山の好展望位置に来る。アキノキリンソウ、リョウノウギク等がまだ咲いていた。 八重の白い菊も咲いていた。よく見ると葉の形や臭い、萼の形がリュウノウギクがそっくり。八重のリュウノウギクなんてあるのだろうか。



二上山


八重咲リュウノウギク

道は下りになり赤いテープを目印に進む。見慣れない野草が見つかった。二上山に見られるというオケラだった。花は終了していた。


オケラ

更に下り谷底と思えるところで黒い洞穴が2つ開いていた。高さは1.5m程度。穴を覗くと真っ暗でなにも見えず、不気味だったので引き返す。また隣にも 洞穴が1つ。今度は入り口に古い柵が見え、奥の方の随分先が小さな光らしきものが見えた。どうやら反対側の入り口のようである。フラッシュカメラで内部を撮った。










ここから左手に進んだ。始の内は笹が刈られていたが、やがて背丈ほどになり山道を覆っていた。暗いところをかまわず行くと明るくなり、また笹に覆われ、何度も繰り返しもう引き返そうと思いながらもドンドン進んだ。引き返すとなると、あの暗い不気味な洞穴が嫌だったから。どうやら考えていた道とは違うようであった。30分ほど進んでダンプカーの行き交う林道に出ホッとした。しばらく林道を 下ると国道165号に出て、田尻というバス停に出た。ここからは旧街道の大坂道を通り元に戻った。近くの農産物販売所のおばさんに洞穴の事を尋ねた。戦争のころの防空壕だった。穴の中は内部で各入り口と合流しておりかなり広い。今はコウモリの 住みかである等。土産に一升瓶入りの金剛ワインを買い求めた。




今日は二上山を目指したが屯鶴峰で終わってしまった。 
なお帰って調べると栽培種に八重咲きのリュウノウギクという品種があった。





HOME

inserted by FC2 system