大峰釈迦ケ岳1800m

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sanpo.no.380
参加者 2名  17年11月5日(日)晴 17℃
コース:峠の登山口→尾根出合→古田ノ森→千丈平→釈迦ケ岳→深仙の宿→大日岳→深仙の宿→千丈平→峠の登山口


 鬼の子孫の強力?が担ぎ上げられたといわれる釈迦如来像が山上にたつ釈迦ケ岳。この秋はどうしても行こうとチャンスを伺っていたところ、昨日カメラのキタムラで 偶然Oさんに出会い心よくお付き合い頂くことになりました。

6時にローソンに集合し五条市から十津川に向かいR168旭橋を右折、旭ダムから紅葉の林道を通り登山口8時着。駐車場には秋田、神戸ナンバー等の車が4台。 付近は杉の木の香りも新しいトイレが建てられており、林道の峠で明るく見晴らしのよい広い場所です。8時10分出発




登山を開始してしばらくは背丈ほどの笹が茂る林です。緩やかな山道を30分も登ると15cmほどの笹原になり、まるで庭園の中を通る軽快な山道です。 

 

左奥に釈迦ケ岳が、右に大日岳が見えてきました。


今朝登ってきた峠の登山口・旭と旭・不動木屋谷林道が合流する。


釈迦ケ岳が大きく迫る。



9時27分 古田ノ森



10時 千丈平
5分ほど登ると小屋か避難所の工事中。水場の下に深仙の宿の分岐があります。標識なし、木にテープ。


10時20分 釈迦ケ岳に到着



北面の展望です。

東面の展望です。


南面の展望です。


西面の展望です。


釈迦如来像の台座に鬼マサこと岡田雅行の文字が読み取れます。

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11時20分 深仙の宿
赤い屋根は潅頂童、その上は避難小屋です。
左端の山は大日岳。
ここの広場で昼食。3人が食事をしてました。



潅頂童、このすぐ横には避難小屋がある 香精水という水場が100mほどの横にある。
岩からしみでる水はコップにとても汲めるほどの量ではない
コンクリのタンクに受け止められているがボウフラが湧いて
とても飲めるものではない。



大日岳・太古の辻方面分岐
12時10分。






大日岳1535m この怖い岩場を降りることに



12時40分。
大日岳から釈迦ケ岳



登りは岩場の巻き道で下りは怖い鎖場。
足や体が震えた。
降り方を知らなかったので両肘と脛を
擦りむいてしまった。
後で聞くと岩と体を垂直にする体制で降りるとのこと、こうすれば体もすれず楽に降りれるらしい。



一枚3mもある岩が連なる。



13時10分。大日岳から深仙の宿に戻る。ここからは先に来た道の左手から
千丈平に戻る巻き道を通る。なお地図には載っていない。20分ほど短縮できる。


千丈平13時45分









峠登山口 15時にもどる。


帰りの林道から見る紅葉になんども車を止めて写した。
そう云えば朝来る時カメラマンが多かったが。隠れた紅葉の名所だろう。カラーがうまく出てないが、高山や信州で見てきましたが、それに匹敵するものでした。







奥に見えるのは釈迦ケ岳のようです。





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