岩湧山

HOME     今日の花 キッコウハグマ、アワコガネギク


sanpo.no.378
参加者 単独  17年10月30日(日)晴 18℃
コース:P2→千手滝→登山口→行者堂→登山口→急坂の道→山頂→ダイトレ→B5→鉄塔74→B4→ダイトレ→カキザコ→千石谷→大滝→三ツ合→五つ辻→いわわきの道→四季彩館→P2

 今日は岩湧山・千石谷の花の総点検に出かけた。昨日は雨だったのでゴム長靴姿。9月以降ずっと長靴を愛用している。草むらの引っ付き虫がつかないし、 濡れていても平気、蝮も怖くない。藪にもドンドン入っていける。底は金属の鋲付きで急斜面でも滑らないので、いろんな面で重宝している。


行者堂のところでクロソヨゴ、ナンキンナナカマドの赤い実とキッコウハグマの開花を確認後、一旦下の登山口まで戻り急坂の道から登り始めた。ツルグミ、シロダモの花は終了していたが多くの木の実、草の実が色づいて目を楽しませてくれる。 ケアクシバ、ハダカホウズキ、ヤブコウジ、ゴンズイ、ヒヨドリバナ、シロダモ、ヤブニッケイ、ヤブムラサキ、ムラサキシキブ、ノイバラ、ツルシキミ、ウラジロ、ソヨゴ、カマツカ、ナンキンナナカマド、ユキザサ、チゴユリ、ツルアリドウシ、ムロウテンナンショウ、クロミジ等の赤い実や黒い実。
花ではシコクママコナがまだ頑張っていた。ヤクシソウ、コウヤボウキの花も、テイショウソウは完全に終了した。花が終了しノリウツギ、シラキ、ヤマハゼ等の紅葉が始まった。
キッコウハグマ


フユイチゴ カマツカ
キカラスウリ コマユミ
マユミ クロモジ
ミヤマガマズミ ムラサキシキブ
ヤブムラサキ ウラジロ
クロソヨゴ ソヨゴ
シオデ ヤブニッケイ
 

 山頂はススキを求め多くの人がくつろいでいた。ススキのきれいなこの時期は年中でも一番人出が多い。花ではヨシノアザミ、アキノキリンソウ、センブリ、リンドウ、シラヤマギク、ワレモコウ等。

 ダイトレを滝畑方面へ下る。相変わらず登山者が多く25組ぐらい出合った。目だった花はなくコマユミ、マユミ、ガマズミ等の木の実を楽しんだ。第5ベンチから第4ベンチまでは自然林の関電道を歩いた。


ノコンギクの咲き乱れる千石谷林道で昼食後、お目当てのアワコガネギクだ。この花が咲くと岩湧山の花も今年のフィーナレとなる。他の花ではキンミズヒキ、ホソバアキノノゲシ、アメリカイヌホウズキ、ヒヨドリバナ、アキチョウジ、ゲンノショウコ、ヤクシソウ、コセンダングサ、アケボノソウ、アカバナの花が去り行く秋とともに 勢いも失せ僅かに残る。
ノコンギク


イナカギク クサギ

 
オトコオミナエシがまた見つかった。白と黄色の花




アワコガネギク アワコガネギク




 ミニ奥入瀬の流れや大滝もほんのり色づいた。これからは紅葉の千石谷も楽しめそうである。ゴヨノ谷林道の工事が始まった。コンクリ道にするのだろうか。野草が心配である。


素晴らしい千石谷の風景

大滝 ミニ奥入瀬の流れ

千石林道




 四季彩館に戻って館員の方と情報交換した。岩湧山で見られる珍しいキノコの写真を見せて貰った。岩湧山はシダ植物とともにキノコが豊富であり、これからはキノコの勉強もしなければと思いを新たにした。  




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