トチ谷・ゴヨノ谷・岩湧山
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久しぶりにトチ谷の探草に向かった。岩湧山の駐車場で一番下にある第6駐車場に車をとめ、林道を流谷に方面へ。 林道脇にはナギナタコウジュが多数咲き乱れ、セトウチホトトギスが2輪、遅くまで咲いていた。シュウメイギクのことを思い出し、トチ谷より先の大谷橋の上部へ向かう。予想通り咲き始めていた。付近にはヤマハッカも。
トチ谷は昨日の大雨で水量が増し、谷川は滝のように大きな音を立てて流れ、騒がしい。途中から関電鉄塔83のピークへ。枯れた松の大木などがあり、スズメバチに要注意である。尾根道にはソヨゴ、クサギ等の木の実が色づいていた。これといった野草は見当たらないが、見晴らしのすこぶるよいところである。杉木立の道の尾根の左は岩湧寺に通じる谷。見晴らしの道の尾根の左の谷は中ノ谷。そして上のピークは岩湧山。
トチ谷の入り口から林道終点まで約1時間。秋のタデ科の植物が多いが、新たな発見は千石谷でたくさん見たコシオガマが2株。そして蕾のアワコガネギクが2株、花が咲けばもっとたくさん見つかりそうである。他にはタツナミソウも見つかったが種類が分からない。去年はフシグロセンノウを見つけているが。・・・今日のトチ谷は水量が多く渡渉に、長靴で来てよかった。
アワコガネギク | コシオガマ |
五つ辻に向かう登りは、ヒカゲノイノコヅチの実が腰の高さまで実り、ズボンに着くことおびただしい。鎌で刈り払いながら、雨で抜かるんだ山道を登る。この道はほとんど人が通らないのか草木がよく茂る。この道ではアキギリのような株が2つ。約1時間で五つ辻へ。
杉林に降りて探草。おびただしい量のマンネンスギというシダを見つけた。これは帰ってからシダのTさんから教わったものである。
ゴヨノ谷ではセンブリがあちこちに咲き始めた。
午後3時30分。快晴の山頂は誰もいず、貸切。センブリ、リンドウはまだまだ先のようである。ススキ原の向こうには暮れ行く山並みが美しい。
5時ごろ四季彩館へ。教えてもらったアカイカダケは奇妙なキノコだった。またハマダイコンも咲き始めていた。
? | タツナミソウ? | |
イヌガヤ | ナンキンナナカマド | |
ツルシキミ | ウド |