紀泉 岩湧山・千石谷
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ネット仲間の山行第3回。以前の尾瀬行きのメンバー等、男3、女1が久しぶりに集まった。できるだけ見て欲しい花を計画したところ、先のようなコースになった。千手滝のアケボノシュスランを見て、岩湧寺を上に、完全に咲き終えたシュウカイドウの石段を登り、急坂の
道へ。
アケボノシュスラン | 上:ツルグミ 下:ナワシログミ |
ここのツルグミとナワシログミはまだ蕾だ。春6月、美しく彩るイナモリソウのポイントを過ぎ、しばらく登るとシココママコナの群生地。案内者の顔をたて、最後の花が頑張ってくれた。テイショウソウも満開だった。赤く彩るナンキンナナカマドやツルシキミの実。早くもシラキの葉が華やかに色づく。ギンリョウソウモドキのそう果を見て、珍しいハリギリもお薦めの樹木だ。
シコクママコナ | ヒヨドリジョウゴ | |
シロダモ | シラキ | |
テイショウソウ | クロモジ |
山頂は主役のススキが見頃でハイカーが多い。霧も晴れて展望もよくなってきた。槙尾山、三国山、金剛山などの説明役はIさん。アキノキリンソウ、イナカギク、シラヤマギク、シラヤマギク、ツルニンジン、ヒキオコシ、ハバヤマボクチ等が見頃だ。センブリ、リンドウはまだ先のようだ。ハバヤマボクチがあちこちで折られ持ち帰られて、痛々しい。こんなことは止めて欲しい。
山頂西下より |
ハバヤマボクチ |
オトコヨモギ | ミゾソバ |
ススキ原の切れ目の平野から約25分で千石谷へ。群生するコシオガマのポイントを案内。途中、葉先の尖ったミヤマフユイチゴの実が赤く色づく。コシオガマは満開であるが、花はまばらにつき落ちやすく、撮影者泣かせ。あちこちにたくさん咲いて、それぞれ思い思いのポイントでカメラを構える。
アフリカ原産のベニバナボロギクが頭花を垂れ咲き始めた。涼しくなってから咲き始めるのはなでだろうか。
コシオガマ | ヤクシソウ |
同じポイントでIさんがオトコエシの白花と黄花の株を見つけた。帰ってから調べると。オトコエシとオミナエシの交雑種オトコオミナエシだった。 貴重な発見有難う。
オトコオミナエシ |
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アケビの実を昼食のデザートにした。何年かの味に遠い昔を思いだす。新ハイのHさんが京都からの3人を案内してきたのに出会う。しばらくして、先を行く彼等が休んで我々を待っていた。この薄ピンクの花はなんという花かと。おう!こんなところにも「コシオガマ」。朱色の美しいベニイタドリ、別名メイゲツソウの下にキカラスウリの実がみのる。
キカラスウリ | シラキ |
アキチョウジ、アケボノソウ、イヌコウジュ、ヒメジソ、アキノウナギツカミ、ヤハズソウ、ヤクシソウ、ミゾソバ等が道端に咲き疲れも忘れる。アカバナ、テバコモミジガサは殆ど終了。イシミカワは今回も見当たらなかった。
ナギナタコウジュ | フトボナギナタコウジュ |
いわわきの道に入ってテイショウソウ、アケボノシュスランがお薦め。ミズタビラコも5月から咲き続けていた。
メンバーの皆さん、登り、下りの急なコースでお疲れ様でした。今日の案内で、今咲く花は殆ど見て頂けたと思います。全国どこでもある花、まれに当地に見られる花ですが、数多く見られると思いますので、また来て下さい。
アケボノソウ | アカバナ | |
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キツネノマゴ | ミカエリソウ |