吉野白倉山・佛ケ峰

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sanpo.no.361    参加者24名  17年9月15日(木) 晴れ一時曇り 25℃

コース: 近鉄大和上市→西河バス停→五社峠→白倉山→五社峠→佛ケ峰→王峠→蜻蛉の滝→西河


  新ハイの例会に参加した。西河バス停から五社峠までは倒木やがけ崩れの多い暗い植林下の林道を登る。おそらく平成10年台風でやられ荒れたままになっており、現在は使用されていないようだ。暗い藪の中で目だった草花はなく、ところどころムラサキ科のオオルリソウやヤブコウジ科のイズセンリョウが見られた程度。約1時間で五社峠に到着。五社峠からは東に20分ほどの急登があって、標高587mの白倉山に到着した。ここのNHKのテレビ塔のある展望台は見晴らしよく、今朝方降り立った川上村が一望でき、南には青ケ峰から四寸岩山の奥駆の山々が見渡せる。狭い尾根には紫色の濃いキハギらしき花が咲き残っていた。



四寸岩山方面 キハギ




 
再び五社峠まで戻り、今度は西に山道をとり佛ケ峰に向かう。途中のキコリ道は殆ど消えているが、ところどころ古いテープがある。 大小6つのピークを超えて佛ケ峰に着いた。山頂は三角点があるが山名もなく、樹木に覆われていた。Hさんが岩湧山が見えるというので、 出始めたススキの穂の間からを遠望する。二上山から南葛城山、金剛山がよく分かるが岩湧山はもう一つはっきりしない
南葛城山、金剛山




 リーダーのNさんはこの辺から降りようかというので、道のない、ふかふかのスギなどの落ち葉の山を下るとまもなくキコリ道が、ついで吉野古道が現われて蜻蛉の滝に向かう。


前方が騒がしいので何かと思ったら、スズメバチが暴れてHさんともう1人の女性を刺したようだ。Tさんが筋肉痛サロンパスのスプレーでシュッとやると逃げ出した。蜻蛉の滝の水場で冷やしたり、ムヒを塗ったりし処置。リーダーのNさんがYさんが持参した毒吸出し機で処理したり、帰ってから氷で冷やすとよい、念のため医者に行く等いろいろ助言を与える。見ればかなり腫れてきたが大丈夫だろうか。
二人が刺されて他の人が助かり、申し訳ない気がした。
蜻蛉の滝


 

 帰り下市口駅で5人が途中下車し「梅川」で打ち上げをした。皆さん、山の経験豊富で話はつきなく興味深い。
今日はハイキングコースのような地図に載っているコースでなく、道なき道を行くところが多く、山歩きの面白さが分かる山行だった。一人で来るなら地形を見、地図の読解力が要求されるだろう。


 なお、スズメバチに万一の刺されに、登山時に常備しておきたい薬品等。
   1.ポイズンリムーバー(吸い器具)
   2.抗ヒスタミン軟膏
   3.携帯用「エビベン」・・・2度目の刺されに対応。アナフィラキシーショックの特効薬。

 



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