岩湧山

HOME     今日の花 シュウカイドウ、ヤマジノホトトギス、ツルニンジン、ミヤマウズラ


sanpo.no.360    参加者5名  17年9月11日(日) 曇り 28℃

コース: P2→いにしえの道→四季彩館→いわわきの道→山頂→五つ辻→南葛城分岐→ゴヨノ谷→五つ辻→いわわきの道→見晴らしの道→P2


 京都から山歩会のメンバーが来るというので、案内方々同行させて頂いた。女3人、男1人。今にも雨が降りそうで、風もなく蒸し暑い。 岩湧寺のシュウカイドウの周りにはカメラマンが5〜6人。ちょうど満開で最高のとき案内できてよかったと思う。

 千手の滝、不動の滝を回る。大きな葉がお稲荷さんの石垣の間に茂るのはイワタバコ。花を見たいなあという一行の声が聞こえたのか、僅か一輪、紫の花が顔を見せてくれた。 岩湧山へこの時期来るなら、見せてやりたかったセトウチホトトギスアケボノシュスランの蕾は残念ながら硬く1〜2週間先だろうか。四季彩館で一息入れる。
 
マメ科の紫色のヤブマメ、黄色のノササゲを見ながら、樹齢800年といわれる夫婦杉のある岩湧寺境内へ。
いわわきの道から山登りのスタートだ。道しるべのように今咲き盛りのヤマジノホトトギスが続く。緩やかないわわきの道を登り、断崖の山上に立ち、役の行者と烏天狗を祀る行者堂にお参りする。
ノササゲ


 
クリオネのような可愛い顔をしたミヤマウズラも健在でよかった。展望台の水場で喉を潤す。咲き始めたテイショウソウも初めて目にするようだ。京都の山とは大分植生も違うのだろう。ツノハシバミやマタタビの実を見ながら、次はユーモラスな顔のナンバンハコベ。ここも咲き残りが僅かに一輪ありなんとか説明役の顔を立ててくれた。
ミヤマウズラ




 シモツケソウを思わせるピンクのクサアジサイも人気もの。株により白から紅色まで見られた。ツリフネソウが満開であったがミカエリソウは蕾が硬くまだまだ。咲き終えたニシノヤマタイミンガサも岩湧山の特有の花だ。

 山頂へは巻き道から。ツルリンドウがたくさん咲いたつるりん街道を通り、林道経由山頂へ。
とにかく雨の降らない内に昼食を急いだ。私と違い、雨の心配もどこふく風、彼等は昼食を楽しむ。チャーハンを作りだし、ビール、焼酎、つまみやナシやブドウのデザートをたくさん頂いた。この時大きな一粒が来たが、雨も遠慮したのか、以後それだけですんだ。

 山頂の花は咲き始めたススキ、オミナエシ、オトギリソウ、ヤマニガナ、ツルニンジン等。コオニユリはしおれた花びらが残る。人気はツルニンジン。携帯のカメラで撮るのも現在風かな。
山頂を後に、五つ辻から南葛城山分岐まで送って賑やかな一行と別れた。

南葛城山方面に向かいゴヨノ谷を下る。去年見つけたサラシナショウマは雑木に覆われどこにあるのか分からないが、花が開けば直ぐに分かるだろう。
ツリフネソウとミゾソバの大群落が見られた。
見晴らしの道を下る。大きな帽子大のキノコはなんというキノコだろうか。去年見つけたオオヒキヨモギ、今年も地味に咲いていた。  見晴らしの道を下る。 
オオヒキヨモギ

 



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