岩湧山

HOME     今日の花 ミヤマウズラ、アマチャズル、シコクママコナ


sanpo.no.358  自然観察会Nクラブ 第75回  参加者14名  17年9月4日(日) 曇り時々雨 28℃

コース: 四季彩館→いわわきの道→山頂→急坂の道→四季彩館


 午後から50%の雨予報であるが、14名と多くの方々が参加した。出だしから小雨模様で山頂に直行したが、カヤ原に着いたとたん強い雨になり 山頂をあきらめ急坂の道を下山した。

 
 
残暑が厳しいがタデ科、マメ科、キク科などの秋花がたくさん咲き始め、今日見た花は90種を超えた。
ラン科のミヤマウズラが満開だったが、折られていたのが残念だった。アケボノシュスランがたくさん蕾をつけていた。ユリ科ヤマジノホトトギスが満開で多数確認できた。セトウチホトトギスは まだ蕾もはっきりしなかった。



ナデシコ科フシグロセンノウは見頃。去年、不要とも思われる砂防ダム工事で100株ほど移植したのが咲き始めていたが、残念なことに草刈作業にばっさりやられた。同じくナデシコ科のナンバンハコベが今年もユーモラスな 花をたくさんつけた。




個人的には、数年探していたウリ科のアマチャズル
の花が見つかりよかった。ヒトデのような3mmほどの小さな花を付けていた。
リンドウ科のツルリンドウもリンドウ街道で
多数咲き始めた。



急坂の道ではこの辺では珍しいシコクママコナが咲き始めた。キク科のテイショウソウやコウヤボウキはまだまだだった。 大阪府の準絶滅種のナス科ヤマホウズキも見られた。そばにはハダカホウヅキも咲き始めていた。



 岩湧寺の名物となったシュウカイドウは満開だったが、惜しいことに風で大分倒れていた。ヨウシュヤマゴボウの紫の実を少し頂戴して帰った。 家内が趣味の絵手紙のインク代わりとするため。  


マツムシソウ科 ナベナ マメ科 ヤブマメ


アブラチャン ヒメシャラ
マタタビ トリガタハンショウヅル
ツノハシバミ ヨウシュヤマゴボウ





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