岩湧山

HOME     今日の花 ツリガネニンジン、アオカラムシ、カゴノキ


sanpo.no.357     メンバー:単独  17年9月1日(木) 晴れ一時曇り 32℃

コース:日野ラクガ谷→大ザオ谷→滝畑→千石谷西部

 昼前から気になっていた日野地区の探草を開始した。ラクガ谷では特に期待していた野草は見当たらなかった。 7月の終わりごろ見つけたヤマゼリも大きく伸び放題の雑草に埋もれ見当たらず。林道で大豆の原種と言われるツルマメが少し見られた。

 大ザオ谷では花の終わったコクランや花盛りのツリガネニンジン、ヤブツルアズキが見つかった。昼飯休憩の二人連れの方から野草の情報入手した。 その中で驚くべきことにウチョウランがまだ自生しているという。それも茎に黒い筋が入る槙尾山系の珍しいものだそうだ。とうに絶滅したかと思われたが丹念に探せばあるようだ。薄ピンクの花が咲かなければ 見つけるのが困難で、来年の開花シーズンには是非見つけたいものだ。

 千石谷ではかねて見つけていたミヤマウズラを見に。クリオネのような花がちょうど満開だった。
また、ここの谷でNさんから情報入手したアオカラムシを始めて確認した。普通のカラムシの葉の裏面は綿毛におおわれ白く見えるが、アオカラムシは綿毛がなく緑色に見える。
 またカゴノキの雌花の開花も初めてだった。岩湧山にあるカゴノキは高木で下からは見えないが、ここのは林道から手に取るように分かるから有難い。柄の長いツヅラフジは今年も花を確認できなかった。


ツルマメ ヤブツルアズキ
大豆の原種といわれる。 小豆の原種といわれる。


ミヤマウズラ ミヤマウズラ



クスノキ科 カゴノキ 上:アオカラムシ 下:カラムシ
鹿子の木。木肌が鹿模様に見える。
カゴノキの雌花。
普通のカラムシの葉の裏面は綿毛におおわれ白く見えるが、アオカラムシは綿毛がなく緑色に見える。





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