岩湧山

HOME     今日の花 オオバノトンボソウ、ノギラン、アキノタムラソウ、キキョウ、ヤハズアジサイ、オオキツネノカミソリ


sanpo.no.350  参加者:単独 17年7月24日(月) 晴れ 33℃

コース日野→ラクガ谷→鉄塔→ヤワラ谷

 日野地区の一徳坊山登り口にある溜池のそばに車を置き、初めてのラクガ谷、ヤワラ谷林道の探草を開始した。
ダイコンソウ、オトギリソウ、キツネノボタン、ホタルブクロなどの季節の花が咲いているそばに、ミズタマソウ、ミズヒキ、ジャノヒゲ、ヤブミョウガ、ノギランが咲き始めた。   
特にノギランは多数見られた。そばには高さ40cmほどの立派なオオバノトンボソウが3本見つかった
林道の終点は水場になっており、水場を渡るとキコリ道が連なり尾根伝いに植林地帯を上へ伸びていた。
無数に蝉の抜け穴があるきこり道は、ドンドン上部に伸びて30分ほどで関電の送電塔の下にでた。一徳坊尾根の続きと思われる地点だ。この付近には取り立ててこれと思う野草はなく、ハナミョウガと思われる株のみ。


オオバノトンボソウ ラン科 ハナミョウガ ショウガ科


コース滝畑→岩湧山→千石谷→滝畑

 日野地区の探草を終え、岩湧山に登ることにした。
昼前の11時30分。滝畑ダムサイトに車を置きダイトレの滝畑から山頂目指した。6月2日、雨の岩湧山に登山家の岩崎元郎さんが登ったコース。自ら新百名山に選んだ初めての岩湧山はどんな思いで登られたのだろうか。コイケマの蕾が膨らんで、アキノタムラソウやコマツナギが咲き始めた。 ウマノミツバの咲き始めたところに赤い花が見えたので近づくとカワラナデシコが2輪咲き始めていた。


岩湧山西尾根から暑い西日を浴びながら登るとキキョウがたくさん咲き始めていた。 通りすがりの夫婦が「栽培ものより色が濃くてきれいだ」という。なるほど鮮やかな紫色がとてもよい感じだ。
コガンピの蕾も膨らんだ。マルバハギも。ちいさなアリノトウグサもよく見ると咲き始めていた。ススキの中を何箇所も掻き分けオオナンバンギセルを探したが見当たらなかった。例年なら月末ぐらいが見頃。少し早いのかも知れない。14時30分山頂。オカトラノオがまだ咲いていた。

 
 岩湧山から千石谷を下った。ヤハズアジサイが満開で、キツリフネがあちこちに咲いていた。緑の中に赤く点々と見えるのはオオキツネノカミソリが咲き始めていたから。ゲンノショウコの赤い花も見られた。岸壁のイワタバコは蕾すら見当たらない。森に白く見えるのはノリウツギの花。16時30分大滝。17時10分滝畑。

ヤハズアジサイ ユキノシタ科 オオキツネノカミソリ ヒガンバナ科


HOME

inserted by FC2 system