大峰 観音峰 1347m

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sanpo.no.335
参加者:単独
17年5月28日(木)曇り時々晴 気温22℃
コース:7:21自宅・車→ 8:44観音峰登山口8:50→9:10第一展望台9:15→9:55観音平→10:30観音峰展望台10:35→第1ピーク(P1)10:55→11:00P2観音峰→11:20P3→11:40P4昼食12:05→12:15P5→12:25P6三塚→12:50P7遭難碑→13:13P8→13:17法力峠13:28引返し→14:05三塚14:10→15:00観音平15:05→16:00観音峰登山口16:10→17:40自宅

*予定では法力峠13:28→14:10母公堂→14:40洞川→14:55発バス→15:03観音峰登山口
*観音平から法力峠までは大小8個のピーク(P)があり登り下りが連続する。なお勝手にピークとつけたもので、標識なんかありませんので。

 5月19日新ハイの方と約束したヤマシャクヤクの開花情報と道の駅で売られていたフタリシズカの白花と紫花の寄せ植えを確認のため車を飛ばした。果たしてフタリシズカの紫花なんてあるのだろうか。
国道R371を橋本市まで、林間田園都市から農免道路を五条市まで、五条からはR168で西吉野村へ、西吉野村・宗川野からR309経由し天川川合、川合から5分で観音峰登山口に到着する最短ルート。

 コアジサイの蕾の多い登山道脇にはマムシグサの種類やアキグミ、チゴユリ、コバノガバズミ、ミヤマハコベ、フタリシズカが散見された。


サトイモ科 ムロウマムシグサ グミ科 アキグミ
サトイモ科 マムシグサ サトイモ科 ユモトマムシグサ?


第一展望台で弥山、八経を展望。立派な東屋がある休憩所の階段のところでギンランを発見。同じく問題のフタリシズカが見つかる。よく見ると紫花というがヒトリシズカの紫の花後であった。普通は白いが。皆に言いふらして恥をかくところだった。


第一展望台で弥山、八経を展望。 ラン科 ギンラン
ヒトリシズカの紫の花後であった。普通は白いが。
センリョウ科 ヒトリシズカの花後



ヒトリシズカの大群生地にはクルマムグラ、オククルマムグラが開花しヤマハタザオ、サワギクの蕾も見られた。



林の下はヒトリシズカの大群生地 スミレ科 サクラスミレ


アカネ科 クルマムグラ アカネ科 オククルマムグラ
クルマムグラに似るが茎や葉に下向きの刺状毛がある。




 観音平手前のヤマシャクヤクは咲き終え3個の赤い子房が膨らんでいた。  観音平にはあれほどたくさんあったサクラスミレはもう咲いていなかった。ツボスミレ、ミヤマハコベなどお馴染みのものが見られた。


観音峰展望台 雷に打たれてヒビが入ってる。 イチヤクソウ科 ギンリョウソウ

P1までは派手に咲くレンゲツツジが満開で、ヒメハギ、ニガナ等散見。カマツカは蕾。P1を過ぎギンリョウソウ、ギンランがあちこちに。 P2の観音峰付近からバイケイソウ、ツルアジサイ、ハシリドコロが群生しエンレイソウ、タニギキョウ、マルバコンロンソウが多くカエデの種類も多いと思われた。



キキョウ科 タニギキョウ ナデシコ科 サワハコベ ナデシコ科 ミヤマハコベ



ツツジ科 レンゲツツジ ユキノシタ科 ツルアジサイ

P5〜P7にかけヤマシャクヤクの蕾や花が点在。P7の遭難碑のあたりの木の合い間から山上ケ岳、稲村ケ岳が展望できる。ドウダンツツジの蕾が見られた。 ここから少しのところで前回来た時ヤマシャクヤクではと思われた群生地はヤマシャクヤクの白い花の花盛り。すごい群生に一人で歓声を上げる。


ツツジ科 ドウダンツツジ ボタン科 ヤマシャクヤク


急な下りの後、法力峠に到着したがとうとうヤマシャクヤクは見つからなかった。時間も十分ありまた引き返し探す事に。途中で杖を忘れ引き返すトラブルもあったが 、とうとう見つけたヤマシャクヤク。少し山中に入ったところ。まだ葉が展開中で蕾も小さく紅色の筋の入った蕾も小さい。 洞川総合案内所で尋ねた例年6月中旬に咲くというのが間違いなさそうだ。



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