ポンポン山

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sanpo.no.310
17年3月19日(日)晴れ 気温6℃
阪急長岡天神駅ー奥海印寺ー西山キャンプ場ー第一ベンチーシャカ岳ーポンポン山ー リョウブの丘ー竈ガ谷ー東海自然歩道ーシャカ岳ー善峰寺バス=阪急東向日駅
参加者:10名

 ポンポン山のヤマシロネコノメソウを求めるハイキングに参加した。阪急長岡天神駅から30分ほど歩いて小川にかかるホタル橋で地元のAさんと合流、西山キャンプ場に向かう。


道端にはアオイスミレ、タチツボスミレ、ナガバタチツボスミレ等の花が咲き始めており、Tさんの解説を聞きながら観察する。


スミレ科
アオイスミレ
葵菫

スミレの仲間で先頭をきって咲く。
葉は円心形
スミレ科
タチツボスミレ

立壷菫

根生葉と茎葉とはほぼ同じ形の円心形
スミレ科
ナガバタチツボスミレ
長葉立壷菫

根生葉は円心形、茎葉は三角状楕円形で紫色を帯びることが多い。



地図に載っていないようなアドベンチャールートが続き、谷筋や尾根伝いに喘ぎながらついてゆく。第二ベンチと称する小高い丘からは生駒山が望め、その右には雲のように薄く見えるのは大和葛城山のようだ。シャカ岳を過ぎ送電鉄塔の下の広場で昼食休憩。下の雑木林の中に黄色に見えるのはマンサクの花。咲いているのは10本ぐらいだろうか。

午後は待望のフクジュソウの花園を案内してもらった。役所の入山許可が必要で、ボランティアの監視人がチェック。 山の斜面には太陽の光を一杯浴びたフクジュソウが咲き競い春を満喫していた。


続いて竈ガ谷を下った清流の小川の岸辺で、お目当てのヤマシロネコノメソウに初対面。岩や岸辺のそこかしこに黄金に輝くヤマシロネコノメソウの群落は想像していたより大きな広がりを見せ、見事なものであった。 しばしの間、清流の音を聞きながら我を忘れて見入った。ヤマシロネコノメソウは数年前京都西山で発見され命名されたもので、ここしかない貴重な野草だそうです。  


ユキノシタ科 ヤマシロネコノメソウ 山城猫の目草


ユキノシタ科
ヤマネコノメソウ
山猫の目草
ユキノシタ科
ニッコウネコノメソウ
日光猫の目草
セリ科
セントウソウ
仙洞草
高さ10〜25cm



  
 今日はTさんのお陰で、フクジュソウやヤマシロネコノメソウ等のポンポン山ご自慢の野草を観察でき、十分堪能した。


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