岩湧山


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sanpo.no.31
12年4月29日(土)快晴 気温18℃

見晴らしの道から登ると、ワラビ採りの一団がたくさん収穫して帰るのに出会った。この道の中間ぐらいの道ばたに去年今ごろ見かけたハルリンドウ。今年も咲いていないか、あちこち探すが見当たらない。
夕食にしょうとワラビのポイントに入るが見つからない。先客に採られてしまったらしい。奥へどんどん進んで一番下のところに降りて行くとびっしり一面に生えていた。
見晴らしの道ではコバノミツバツツジが散り、モチツツジが咲き始めた。

岩湧寺周辺のシャクナゲが咲き出した。寺の方が大事に世話をしているので年々きれいに咲く。ホウチャクソウの群落は間もなく咲きそうで連休ごろが見頃か。マムシグサが咲き出した。

いわわきの道ではササノハスゲが咲いた根元に案内札がつけられていた。いわわきネイチャークラブのUさんの筆跡である。先ほどの見晴らしの道でも見かけたが名前が解らなかっただけに有難い。
山へ登る人も野草に関心を持ち、自然を大切にしてくれたらなと思うのは私だけでなくUさんも同じ気持ちだろう。
4月23日に見かけた水場のワサビ、見つけにくい上の方にあったがなくなっていた。あんな一株のワサビまで採らなくてもいいのに。この花を楽しみにしていたが。
下をよく見て歩くとジロボウエンゴサクが咲いていた。
林のユキザサはあと4〜5日で開花しそうだ。ワスレナグサによく似たヤマルリソウが咲き出した。

山頂は好天に恵まれ30人ほどがくつろいでいた。昼食する人。ワラビを探す人や借倒されたススキ上に寝転ぶ人がいる。
西に下った休憩所前から奥に入ったところのシュンラン。もう咲いているかと探したがなくなってしまった。株が多数あったがワラビ採りの人が見つけて持ち帰ったのか、株のあとらしい穴がある。腹立たしいことである。
山頂すぐ西下の10mの山道わきで5株ほど見つけたのは、あとで四季彩館で名を教えてもらったセンボンヤリ。5cmほどの草丈で注意しないと見落としてしまいそうだった

山頂付近ではヒゴスミレ、ツボスミレ、シハイスミレが満開でショウジョウバカマが咲き始めた。
急坂の道にはまだタムシバの花が咲いていた。背丈ぐらいの低いところに咲いていたのでよく観察できた。コバノミツバツツジが涼しげなうす紅色の花をつけ私を迎えてくれた。



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