高見山

HOME

sanpo.no.298
17年1月26日(水)曇り 気温0℃
コース:杉谷トンネルP→大峠→山頂→大峠→杉谷トンネルP   
樹氷
参加者:単独

  高見山1249m


 樹氷で名高い高見山に下見に行った。下見ということで自宅出発が午前10時。その他に初めての車のスタッドレスタイヤの雪上の乗り心地をみるためでもある。
 昨秋に開通した南阪奈道の羽曳野インターから橿原まではあっと言う間に着いた。ここから国道166号線を走り、新木津トンネルを抜けると高見山の雄姿が飛び込んできた。雲がかかって雪化粧された関西のマッターホルン。なるほどなるほど素晴らしい。

 高見山の登山口バス停周辺には駐車場がないようで、道端に車が止められている。そのまま166号線を走り杉谷トンネル手前で林道に。しばらく走ると雪道になりスタッドレスタイヤの出番だ。急な登りの雪道であるが、始めての雪上走行で怖くなり200mほど登り、引き返して空き地に駐車。徒歩で雪の林道を歩く事に。約1時間30分ぐらいで大峠に着いた。後で考えると最初の200mほどが一番悪路だった。急な坂道でカーブが多かった。





 大峠には  本居宣長が紀州家に召抱えられ、国学を講じるためこの峠(紀州街道)を通った時の歌が掲示されていた。紀州家への感謝と喜びに満ちた旅の途中で読んだ歌である。
時間は15時、少し遅いが少し登って見よう。鳥居をくぐり階段を登り、しばらく登ると素晴らしい樹氷の世界だ。まるで神戸ルミナリエが山全体に広がっているではないか。途中2人の若者に会う。山頂まで30分ぐらいと言われて上まで行こうと決めた。


 神戸ルミナリエのような樹氷


高見神社


三峰山


 何度も何度も樹氷をカメラに収めた。樹氷の向こうには名も知らない山々が美しく輝く。16時、誰もいない静寂の山頂に立った。樹氷に囲まれた神社やあたりの山々のパノラマ写真を撮った。雲の切れ目から西日の光線がライトのように照らしているのは大峰方面だろうか。案内板には三峰山や倶留尊山などが記されていた。去年来たときは樹氷などなく、泥んこの山だったが今日は特に神々しく美しい。なお欲を言えば太陽に輝く樹氷を見たかった。今度来る時はそんな時に来たい。


HOME

inserted by FC2 system