岩湧山


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sanpo.no.276
16年9月5日(日) 曇り後雷雨 気温25℃

自然観察会「いわわきネイチャークラブ」
コース:いわわきの道→山頂→急坂の道→四季彩館
メンバー:12名

 リーダーのUさんが都合で遅れたため先にスタートした。四季彩館の周りはゲンノショウコ、ヒカゲイノコヅチ、ヤブマメ、咲き残りのミズタマソウやヤブハギが見られ、キンミズヒキ、ヒメキンミズヒキが並んで咲いていて違いを比較できた。 野草園のノチドメの直径1.5mmほどの小さな花が満開。「岩湧山でオオチドメガが見頃」とHPに載せたらとMさん、周囲を笑わせた。

セリ科 オオチドメの花が見頃で〜す。
花の直径約1.5mm
トウダイグサ科 エノキグサ
立ち上がっているのは雄花
右下に小さく突き出ている雌花
トウダイグサ科 エノキグサ





ヒユ科 ヒカゲイノコヅチ

花まばら、毛がない。
花穂が長い
ヒユ科 ヒナタイノコヅチ
花密、全体に毛が多い、花穂が短い


バラ科 キンミズヒキ
小葉5〜9、花弁:長楕円形、おしべ8〜15
バラ科 ヒメキンミズヒキ
小葉3〜5、花弁:倒卵形、おしべ5〜8

シュウカイドウ科シュウカイドウ
今年もシュウカイドウが咲いて見頃。
しばしカメラタイム。
シュウカイドウ科シュウカイドウ オミナエシ科オミナエシ

スタートが遅れたのと今にも降りそうな空模様で展望台で早い昼食。
UさんとHさんが追いついて来た。
U さん到着で従来どおりUさんの説明で観察会を続行した。
Uさん不在でまとまりがなかったがヤレヤレ。

ユリ科 ヤマジノホトトギス
7月下旬頃最盛期だったが、再びあちこちで見られた。
ナデシコ科 ナンバンハコベ ナンバンと言っても純国産
このユーモラスな花もそろそろ終期



咲き始めた シソ科 ミカエリソウ


咲き始めた 
リンドウ科 ツルリンドウ


咲き始めた 
キク科 テイショウソウ

山頂ではススキ、シシウド、シラヤマギク、ツルニンジン、ヨモギ、オトコヨモギ、ヨシノアザミが咲き始めた。
またオミナエシ、コガンピ、アリノトウグサ、キンミズヒキ、マルバハギ、ホソバガンクビソウも健在。

キク科 ガンクビソウ
ホソバガンクビソウと違い:一口に言って
根生葉は心臓形で上部の葉は披針形。
キク科 ホソバガンクビソウ
根生葉と上部の葉とも披針形。

山頂広場に着いたとたん雷とともに雨が降りだし本降りになった。
キキョウ、ヒキオコシ、ハバヤマボクチ等が見られる山頂西側の観察を諦めて、シコクママコナの咲く急坂の道を一目散で下った。これらの花を見ず少し心残りではあったが。

四季彩館に戻って館員の方から温かいお茶の差し入れがあり一息つく。
最後に今日のまとめのミーティング。各人の感想を聞き、見た花合わせをし終了した。
秋の花の開花もあり90余種の花を観察した。 16時散会。





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