岩湧山


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sanpo.no.27
12年4月2日(日)曇り 気温13℃

いわわきネイチャークラブに参加。  Xさん岩湧山で行方不明

第2駐車場に8時30分ごろ到着するとすでにMさんが来ていた。時間があるのでイワタバコの新芽を見ながら集合場所に行くことになった。
橋を渡ってすぐの小川向かい岸の岩盤を見上げると、イワタバコはなかったが見事なショウジョウバカマが10株ほど咲いていた。続いてMさんが咲きかけているミヤマカタバミを1株見つけた。

今日のメンバーはいつもと違い大分変わった。四季彩館職員のNさんとNさんが退職されOさんが新しく赴任した。
大阪緑のトラスト協会会員の野草に詳しいAさんが4カ月振りに?参加した。Mさんが野草の先生が来てくれたと大満足。
また二上山の朝がゆ会(毎月第1日曜)をすませて久々にKさんが初参加のKさんをとともに10時に到着した。

出発前Uさんから今日のコースの説明があり、私が岩湧山方面で3月22日から行方不明になっているXさんの捜索の協力を依頼した。(3/30Xさんの家族の方から私のHPを見て捜索依頼のメールがあったため。)尋ね人の案内書はすでに四季彩館に貼られていた。
Aさんが今日予定していた山焼きがXさん行方不明の件で延期になったと報告。恐らく今年はもう山焼きはないだろうと思われる。

スタートした四季彩館前の植え込みにはショカツサイ(花大根)、ヒメオドリコソウ、オオイヌノフグリ、タネツケバナ、ヤマネコノメソウ、コハコベ、ミドリハコベが咲いていた。
べんとう広場のトサミズキの花が咲きかけていた。下の町では今は満開だが。

急坂の入り口前のミヤマカタバミのポイントでは咲く直前の蕾が見られた。
浅原さんの参加で疑問だったテイカカズラ(木、硬い)とツルアリドウシ(草、柔らかい)との違いがはっきりし一同納得。シロダモとヤブニッケイの違いもよくわかった。
ハナイカダ、ニワトコの新芽と花芽が膨らんでまもなく咲く様子。

ミソサザイの誇らしげな鳴き声が林に響きわたるが姿が見えない。
野うさぎに葉っぱが食べられたオクノカンスゲとカンスゲの花は今盛り。

モチツツジ、コバノミツバツツジの芽が膨らんでいる。
頂上には12時30分頃到着。10人ぐらいが弁当を広げていた。
岩湧山山頂にあるダイトレテクノルートスタンプ台横に、用意した尋ね人の案内書をビニール袋に入れて掲示した。

昼食後Mさんと索道場下の小屋や付近のカヤバを捜索。
一旦引き返して山頂から全員で南側の植林帯とカヤバの境界を通り、西下の休憩場付近まで捜索しながら下る。

植樹帯の切れたところの雑木林前は、日当たりもあるところでシロバナイチヤクソウとシュンランの株が多数見られた。花が咲く頃が楽しみだ。

オオバノトンボソウ、シロバナイチヤクソウ、シュンラン、ミヤマウズラの新芽を次々見つけるAさん。

Aさんが一人で離れたところでなにか見つけたようだ。防火帯として刈り倒されたススキの中から花柄のついたフシグロの枯れ枝を15本ほど見つけた。
広大なススキの原の中にはまだ見つけられていない野草がたくさんあるのだろうか。
春から秋にはメンバーで一斉に探してみたらおもしろいと思う。

MさんとUさんが帰りの林道工事予定地内のササユリとシュンランの移植をする。
クモキリソウ、チゴユリ、ミヤマウズラ、イチヤクソウのポイントの説明をうけながら下る。
途中の水場ではイワボタンの花。名に似ず薄ら汚れた花だった。
ツノハシバミのおもしろい花、ダンコウバイ、アブラチャンの花も蕾がふくらんでもうすぐ。

ダイトレの紀見峠と岩湧寺分岐にも用意した尋ね人の案内書をビニール袋に入れて掲示した。

いわわきの道の展望所前は野草のポイント。
きれいな清水が湧き出し喉をうるおすによい。サワグルミの大木がある休憩所。
ヨゴレネコノメソウ、ヤマネコノメソウ、コガネネコノメソウの花が咲いていた。

四季彩館には4時30分頃到着した。
館内でうち合せ。

本日の収穫等。
来月の会には移植ゴテ、ペットボトル1本に水持参。
Dさんに山の木の本注文。

5時半ごろ散会の後、Uさん、Aさんを今朝のショウジョウバカマのポイントに案内する。

Mさんが薄暗くなった見晴らしの道を少し登ったところのスミレの花が咲き乱れているポイントに案内して下さった。6時ごろ帰途に着く。




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