岩湧山


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sanpo.no.261
16年6月6日(日) 曇り雨 気温28℃

いわわきネイチャークラブに参加
コース:いわわきの道→山頂→急坂の道
メンバー:15名

 どんよりと曇った蒸し暑い朝の四季彩館、久しぶりにAさん、Oさん、Yさんご夫婦が参加され総勢15名が集合。挨拶がわりに近況の話題に話が弾む。Aさんの大御影山の感想や、Yさんご夫婦とは赤坂山の途中で出会っていたことなど。
 いつものように出発前の準備と打ち合わせ。名簿にサインし障害保険料100円を支払い、名札を着ける。Uさんが用意したしおりを受け取る。Uさんから今日のコースや見所の花の説明を聞く。

 四季彩館前では外来種のキキョウソウの花が開き早速カメラタイム。この付近はコウゾリナ、ジシバリ、ハナニガナ、ウマノミツバ等の見慣れた野の花が多い。「キツネノボタンは山に多く、ケキツネノボタンは里に多い」また「ドクダミの白い花は総苞片で黄色く見えるのは雄花で、白く見えるのは雌花」「オオナルコユリは花筒の長さ3cm以上。ナルコユリは2〜3cmで草丈の大きさではない」とUさんのいつもながらの丁寧な説明が続く。

 咲き始めたヤマアジサイ、シラキ、ヤブムラサキ、ウリノキ、ヤブウツギ、ウツギ、オオバアサガラ、ナツハゼ、ツルアリドウシ等樹木の花が多い。イチヤクソウ、ツルマサキ、ササユリ等は蕾で間もなく開花しそうであった。
mtenさんからツルアジサイ、イワガラミ、ツタウルシの見分け方の説明があった。ツルアジサイ(萼片は4個、鋸葉片側30個以上)、イワガラミ(萼片は1個、鋸葉片側20個以下)、ツタウルシ(萼はなし、葉は3出複葉で鋸葉なし)。比較しながらの説明はよく理解できた。

 山頂は目立った花もない。今日は一斉の清掃登山の日であり観察会のメンバーもゴミ拾いに加わった。日頃きれいにしているだけありたいしたゴミはなかった。もっとも労山の方が先に拾い集めてくれたためもあるが。

急坂の道の下り道で雨が降り出し土砂降りとなり、ホナガタツナミやイナモリソウが咲いているのを横目に大急ぎで四季彩館へ向かった。同じ道で3年前、恐怖の雷に出合ったことを思い出した。
13.7.14恐怖の雷体験紀。

13.7.28落雷跡を見に行くをご覧下さい。




 四季彩館に戻り反省会をした。Oさんが今年下期のカレンダーを作って下さった。プロが作成したようなきれいな出来栄えに感謝。 解散後一部の方は雨が上がったのでもう一度、ホナガタツナミやイナモリソウを見に行った。



キキョウソウ キクバドコロ
イチヤクソウ オオナルコユリ
ヤマガシュウ イナモリソウ
タゴガエル 観察会のメンバーの皆さん






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