伊吹北尾根


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sanpo.no.256
16年5月22日(土) 晴れ 気温18℃

花巡り「伊吹北尾根」
コース:JR関が原→バス伊吹山P→燕壁→静馬ケ原→御座峰→大禿山→国見岳→金岩の清水→寺元バス停→近鉄揖斐→JR大垣
メンバー:11名

 「伊吹北尾根」は野草の宝庫として知られ、また展望のよい縦走コースとし人気がある。
石灰岩の転がる山道は滑りやすく歩き難い。岐阜県側に延々と続く起伏が多く辛いコースであったが、メモや写真に撮るのも忙しいほどに野草が出現し疲れも忘れさせられた。

 10時前、伊吹山駐車場に降り立ち出発の準備。「コースが長い上に足元が悪い。見たい花も多数あろうが16時30分のバスに間に合わなければ、遠方の方は帰りが明日の夜明けになる。主な野草は十分時間を取るから遅れず着いて来て欲しい。」とリーダーの説明に企画の苦労が伝わってくる。

 満開のイブキガラシの続くバス道を20分ほどを戻って縦走コースにいよいよ入る。
道しるべの如くハクサンハタザオの延々と続く山道の両側にはラショウモンカズラ、ヤマブキソウ、ルイヨウボタン、コンロンソウ等が咲き乱れる。また展望のよい尾根道コースは花がなくても一級品。あとは今日見た写真でご覧下さい。

写真以外で確認出来た花:イブキガラシ、コウゾリナ、ミミナグサ、ウマノアシガタ、ニリンソウ、イブキタンポポ、グンナイフウロ、ホウチャクソウ、ウスバサイシン、ユキザサ、ミヤマハコベ、ヒメレンゲ、ギンラン、タニギキョウ、クルマバソウ、ヒトリシズカ、チゴユリ、ミヤマナルコユリ、ナルコユリ、フタリシズカ、ヤブニンジン、キジムシロ、セイヨウタンポポ、コアジサイ、ヒヨクソウ等。

左の伊吹北尾根のスタート地点より。
中央に従走路が見える。
アブラナ科
ハクサンハタザオが山道に延々と続く
ウマノスズクサ科
フタバアオイ
アカネ科
キヌタソウ
フウロソウ科
ヒメフウロ
ユキノシタ科
ヒメウツギ
心地よい従走路
キンポウゲ科
イチリンソウ
ラン科
コケイラン
ニシキギ科
コマユミ
アブラナ科
コンロンソウ
キク科
クルマバハグマ
ニシキギ科
マユミ
ナタガ岩屋
シソ科
林道で見たオドリコソウ
大禿山から国見岳
シソ科
ラショウモンカズラ
メギ科
ルイヨウボタン
とれたて金岩の清水。
キク科
シロバナニガナ
スイカズラ科
タニウツギ
ユリ科
タチシオデ
トチノキ科
トチノキ
ユリ科
ツクバネソウ
5枚葉
ユリ科
ツクバネソウ
通常は4枚葉
ニシキギ科
ツリバナ
スイカズラ科
ヤブデマリ
ユキノシタ科
ヤグルマソウ
ケシ科
ヤマブキソウ
ヤマトグサ科
ヤマトグサ
明治20年牧野富太郎が日本人として
初めて学名をつけた記念すべき植物と
して大和草と命名。
麓の国見スキー場
メギ科
サンカヨウ
ガガイモ科
タチガシワの蕾
スイカズラ科
コバノガマズミ
ハイノキ科
サワフタギ
ユキノシタ科
アカヒダボタンと云われる
アカネ科
クルマムグラ
ゴマギ
葉をもむとゴマの香りがする




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