岩湧山

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sanpo.no.25
12年3月5日(日)曇り 気温13℃

いわわきネイチャークラブに参加。

この会は岩湧山の自然観察会で毎月第一日曜日に実施している。

出発前のひととき、四季彩館のテラスから野鳥の観察。ウグイスの鳴き声。ヤマガラが餌を求めてすぐそばまで3羽。高い木のてっぺんでさえずるのはカワラヒバ。

いつもより新たに2人迎えて参加者は9名。野草の芽吹きを前に今日のメインテーマは清掃登山。 みんな火バサミとゴミ袋を持ち9時30分スタート。

四季彩館まえの土手には、フキノトウが4個芽を出している。岩湧寺下の細い道端には、ムラサキケイマン、ネコノメソウ、オニタビラコ、スズメノカタビラ、タネツケバナ、タチツボスミレ、ホトケノザ、タビラコが春を待ちかね花の準備をしている。

急坂の道を登るとヒカゲノカズラが勢いよく這っている。アセビの花の蕾が膨らみ、ニワトコやネジキの赤い芽が伸びている。名も知らない木々の芽が膨らんでいる。

スズメ(体長15cm)より一回り小さなミソサザイ(体長10cm)のきれいな鳴き声に耳をすます。
図鑑によると亜高山帯の森林で繁殖し、岩角や切り株に止まりチョロロロッと姿に似ず大きな声で鳴く。

いつのまにかゴミ袋が重くなってきた。チッシュペイパー、空き缶、ビニール袋、タバコの吸殻、御菓子の包み紙等よくもまあ捨てたものだ。
ひどいのは、弁当を広げる頂上の広場付近。ススキの陰に空き缶や紙類。ビニール等散乱している。
清掃登山は始めてだがよい経験をしたと思う。ゴミを拾う姿を見た登山者はゴミを出さないようにしてくれると信じつつ。

山頂で昼食後記念写真を撮る。デジカメで撮ったが逆光と遠くすぎてうまく撮れてない。


Dさん。このゴロゴロした岩は河内長野市の特有の石だそうだ。皆はてっきりコンクリートの固まりと思っていたが。小石がセメントにひっついたのにそっくり。まさか天然のものとは思はなかった。
帰りの展望デッキの前、コガネネコノメソウ、ダイコンソウ、キケイマン、イワボタンが見られたが花は当分先。

弁当広場の横手は人里の植物が多い。今日、UさんとSさんに教わった咲き出した花は、オオイヌノフグリ、タネツケバナ、ヒメオドリコソウ、コハコベ。
花はまだだが、ミミナシグサ、オランダミミナシグサ、カテンソウ。

四季彩館前でゴミの仕分けをする。
館内に入ってミーテング。
Mさんの自作のケーキ差入れでお茶にする。とてもおいしかった。有難うございました。
持ち帰った見本の草?はトウゲシバではないかと本を見ながらの結論。水草のような植物。
今日の見た野草や木々を図鑑で調べたりする。
始めて見た植物は素人はどの図鑑を見たらいいか、見方がわからない。名前を聞いて索引で調べるぐらい。
来月の例会からはいっせいに花が咲き出し忙しいことだろう。しっかり花の名前を覚えねば。
YさんやMさんのようになんでも分かるように。




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