気温の低い時、太平洋岸に低気圧が通ると比較的温かい地方にも雪が降る。春先に多い現象だが今年は少し早いようだ。
雪の山が見たくなったので金剛山へ行こうかと考えたがやはりホームグランドの岩湧山にした。折角の雪化粧で他の山に行くのは申し訳ないような気持ち。
途中ミニバイクが凍結した道で横滑りし一瞬ひやりとした。だから両足を広げて最遅速で進んだ。奥に行くにつれ積雪が多くなり道は凍結し第６駐車場までがやっとだった。
急坂の道から登った。雪は上の方に行くに連れて多くなり山頂では約１１ｃｍ。
樹氷がきれいに木々を飾り別世界を演出した。太陽の光の差し込む逆行の中ではキラキラと輝きを増し、まるでダイヤモンドツリー。
この日の山頂からの展望はいつもに比べはるかに鮮明である。雪が空気中の塵を払い落としてくれたようだ。
写真をクリックすると大きくなります。中央は稲村ガ岳、その左のトンガリは大日岳のようです。
アルプスの雪山のように大峰山が輝いて見える。関西空港の向こうに淡路島。神戸港や六甲に山々。望遠で何枚も写真を撮った。隣で弁当を拡げていた方に話かけると同じ市民だった。
いわわきの道から下りる。岩湧寺の隣の弁当広場は子供達のよい雪遊び場となっていた。
家族連れの方はソリを持ってこよう。