岩湧山


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sanpo.no.235

16年1月4日(日)晴れ一時 曇り 気温10℃

初登りは岩湧山

 本ホームページ「岩湧山の花」では去年1年で23種の野草を新たに発見、総数567種の登録となったが、今年は何種見つけられるだろうか。新たな花は「咲いているよ」という情報により見つけることが多いが自ら歩きまわって見つけることの方が多い。新種と言っても他の山にはごく平凡にあるもので、岩湧山で他の人は見つけていても私自身気づかないだけである。 新種が見つかる場合いつも通い慣れた山道でのことだが、最近では全然違ったところも多い。そういう事で夏場は藪になり入れないが冬場では可能となり、廃道や目ぼしい谷を歩くことが多い。そして春からの新種の野草発見をめざす。
 今日はいわわきの道、第1番目の水場から谷を遡るが途中で岩や倒木にはばまれ引き返す。第2番目の水場からはツタや小潅木でジャングル化しており、少し手前の 35度ほどの傾斜地を登る。この谷は落葉樹と常緑樹の混在地で明るく新種が期待できそうである。イイギリの赤い実を写真に撮る。30分ほど登ると急坂の道に付き当たった。

  そのまま山頂へ登ると、中学生の10名程のグループや小さな子供を連れた家族が昼飯中だった。山頂はカヤの刈り取りが始まり頂上部は殆ど刈り取られていた。 その道端のカヤの中には冬芽が膨らんだレンゲツツジが2株あり周囲のカヤや雑木を刈取り保護した。そのままでは山焼きで焼かれてしまいそうだから。通りかかった人がプレートを付けてはと言われたが他人の山だから勝手に出来そうもない。


 山頂を後にダイヤモンドトレールを下る。観察会で昼食休憩する杉木立の下、丸太を集めて18人分ほどの座を確保した。この時枝を払うための鎌の枝を折ってしまった。このとき「かまの柄」につかうほど堅いカマツカという木が思い出された。

レンゲツツジの新芽



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