槇尾山
ホームへ槇尾山 601m
sanpo.no.233
15年12月13日(土)曇り一時晴れ 気温10℃
コース:公園口→槙尾寺→蔵岩→清水の滝→五つ辻→公園口
「金剛山の植物に親しむ会」のMさんの呼びかけで参加した。同会のメンバー7名と「いわわきネイチャークラブ」のメンバー3名の合計10名が槙尾山公園口へ9時に集合。
今日の参加者は金剛山と岩湧山の観察会のメンバー中心に、花好きで自然への思い入れが強い方ばかりです。また伊吹山からはTさんが 駆けつけました。参加者は日頃ホームグランドとする山と今日の槙尾山の植生の違いに一様に驚く。
昨日の雨は夜には雪になったようで僅かに残雪。また自衛隊の若い隊員が蔵岩下方で岩登りの訓練をしているようで、出合った隊員にご苦労さんと声をかけ彼等をねぎらいました。
アカネ科 サツマイナモリ 薩摩稲森 バス駐車場の片すみに咲き始めた。 |
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アカネ科 ルリミノキ 瑠璃実の木 今日のお目当てのルリミノキ 「会いたいルリミノキ」についに会えました。 今年は豊作でたくさん見られました。 花はラッパ状の白色で5〜6月に咲きます。 |
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ヤブコウジ科 イズセンリョウ 伊豆千両 | |
トウダイグサ科 ヤマアイ 山藍 昔は染料として使われたという。 |
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アカネ科 オオアリドウシ 大蟻通し 別名:ニセジュズネノキ 花はラッパ状の白色で4〜5月に咲く。 |
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マツブサ科 サネカズラ 真葛・実葛 (別名:ビナンカズラ) 花は黄色の5弁花で8月ごろ咲く。 |
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参道を登る参加者の皆さん あちこちに紅葉が少し残っていました。 |
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ガガイモ科 キジョラン 鬼女欄 残念ながら髪を振りかざしたように見える実は見つかりませんでした。 |
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ベンケイソウ科 ツメレンゲ 爪蓮華 槙尾寺前の崖際のツメレンゲ。 シーズンはとっくに終わっていましたが、枯れかけた茎にほんの少し咲いていました。 これも今日のお目当ての花です。 |
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モチノキ科 タマミズキ 玉水木 蔵岩に登る途中から見たタマミズキ もう少し近くから見たいが崖で無理でした。 これも今日のお目当ての木です。 |
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蔵岩の上から見た私のホームグランドの岩湧山 今日は雲を抱いてりっぱに見えます。 ここで昼食、となりに座った方がYさんのホームページにたびたび登場するMさんと知りびっくり。 MさんはYさんと花を求めて全国を飛び回っています。 いうまでもなく花談義が盛り上がりました。 |
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ウマノスズクサ科 イズミカンアオイ 和泉寒葵 今日一番のお目当ての花 この槙尾山だけに見られる珍しい種類です。 |
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ヤッコさんのように見えるマルバアオダモの冬芽 | |
タカノツメの冬芽 これを見ると命名の理由がよく分かります。 |
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清水の滝(きょずのたき) 3段50mもある大きな滝、最上部。 |
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グミ科 ツルグミ 蔓茱萸 | |
クラマゴケ科 カタヒバ | |
クラマゴケ科 イワヒバ | |
峻険な崖に張られたロープに捕まり進む | |
ウラボシ科 ヒトツバの群生 | |
イノモトソウ科 オオバノハチジョウシダ 根来谷にて 他にイブキシダにも会いました。 シダ類に詳しいTさんが解説に当たりました。 |
岩湧山には見られない草木では
ルリミノキ、カギカズラ、キジョラン、イズミカンアオイ、ツメレンゲ、ツルグミ、タラヨウ、ネズミサシ、ナナミノキ等を観察した。
Mさん、Tさん、Uさん解説有難うございました。
日頃お世話になっている方に会え、また珍しい植物が見られて楽しい1日でした。