額井岳
額井岳(ぬかいだけ) 816m
sanpo.no.231
15年11月22日(土) 曇り 気温8℃
コース:近鉄榛原駅→額井岳→戒場岳→戒長寺→東海自然歩道、室生ダム→近鉄榛原駅
メンバー4名
元会社の同僚のAさん、Bさん、Cさんと私の4人が近鉄榛原駅に9時集合。大和富士と呼ばれる額井岳を目指す。 地元のAさんの車で十八神社のある登山口へ。 ここに車をおいて登山開始。 植林地や雑木の茂る山道は東海自然歩道の案内板がある。 木々の間から紅葉した山々が望まれる。気温は低く7℃で風もあり冷たい。 Bさんがキクバヤマボクチの枯れかかりの葉を見つけた。それから上に登るにつれてあちこちに頭花のついているのまで見つかる。 メマツヨイグサやヤブタバコの花やツルリンドウの赤い実が山道を飾る。 |
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1時間ほどで額井岳(ぬかいだけ) 816mに到着した。 大和富士とも呼ばれ南方からは漢字の「山」の形に見えるきれいな山です。 頂上では干ばつの時に雨乞いが行われ、この祠が祭られています。 山頂は南方、西方が開けて遠くに大台ゲ原や高見山が展望できた。 |
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額井岳を後に東海自然歩道と呼ばれる山道を下る。杉の植林帯と雑木帯の間の暗い尾根道に黄色に紅葉したコアジサイ(小紫陽花)があちこちに見られた。紅葉のメカニズム | |
キク科 キクバヤマボクチ 菊場山火口 へし折られた茎から新芽が伸びて花を咲かそうとしていたが、この寒さではどうだろうか。 |
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12時ごろ三等三角点のある戒場山738mに到着した。 以前は展望がきいたところだろうが、今は植林で薄暗い。 15人ぐらいの団体が出発した後で昼食。 気温が6℃と寒い。Aさんがビールとつまみを用意してくれ乾杯。 |
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戒場山から30分ほどで銀杏の落葉のきれいな戒長寺に到着した。 住職の方が落葉を大事に守っていた。 「足を引きずるように歩かないこと」の注意。 地肌が見えるためと言う。 |
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町指定の天然記念物の「お葉付きイチョウ」 樹齢700年といわれる大木を見上げると、牛の乳のように白く垂れ下がっているのが見える。木根といわれ700年経っても元気隆々。 |
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銀杏の落葉。 普通の銀杏は雌雄異株であるが、ここの銀杏は雌雄同株。 落葉も雄と雌が交ざって落ちている。 さて、どちらが雄か雌か分かりますか。 ヒント:男子はずぼんをはき、女子はスカートをはきます。 というのは俗説で葉には区別はないそうです。 |
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戒長寺を後に東海自然歩道は室生湖を周遊するコースに向かう。 陽だまりにはヤクシソウ、クサノオウ、モチツツジ、コウゾリナの花が見られる。 湖面に紅葉が映りきれいだ。[紅葉のメカニズム] ビナンカズラの紅葉と赤い実 コバノガバズミ、ウメモドキ、モチノキ等の赤い実が目立つ。 |
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室生湖を周遊する東海自然歩道から。 きれいな風景が続く。 釣り人の姿も見られた。 |
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15時50分頃終着点の榛原駅に到着した。 漢字の「山」の形に見える額井岳を振り返ると夕暮れで きれいな紅葉ももう一つ。 でもよい天気に恵まれ素晴らしい紅葉も見られ満足の一日だった。 駅前のミスタードーナツで休息し最後のおにぎりを食べる。 |
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