南葛城山・岩湧山


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sanpo.no.22
12年2月12日(土)快晴 気温7℃

南葛城山〜滝畑出合橋〜岩湧山


6:40自宅バス6:43→三日市駅発6:59→紀見峠駅7:11→越ガ滝7:43→三合目8:15→根古峰8:30→南葛城山分岐 8:45→一本杉9:38→南葛城山9:43→オオコバ展望良9:55→丹生神社10:30→山道手入れ10:45蔵王権現11:10→蔵王峠11:05→滝畑 出合橋12:10昼食12:25→林道岩湧山分岐12:35→カキザコ12:45→鉄塔下13:37→岩湧山山頂14:05休憩14:18→ 岩湧山登山口15:02→四季彩館15:07休憩15:20→行司河原分岐15:53→神納16:38→自宅17:23・・・所要時間 10:43

岩湧山周辺の未踏の山に登ってみようと思い手始めに南葛城山に向かう。
幸先よく越ガ滝でウグイスの鳴き声。「ホーケキョ」と早春で練習不足かまだ下手だ。

南葛城山分岐を過ぎたところで、我孫子から来たと言う60歳ぐらいのA氏に追いつかれる。ひどい汗だ。天見から根古峰経由駆け上がってきたらしい。このコースは道に迷いやすいとか。私の話を聞いて心配になったのか途中まで同行願うことになった。

コースはいたるところで林道に寸断される。主に林道を進む。林道があちこちに枝分かれしていて、うっかりすると下の橋本市街まで降りてしまうらしい。とにかく枝分かれしているところは右へ右へ進むのがコツ。A氏も橋本市街まで降りたようだ。ともかく林道を進む。

最初の赤いテープをたどり山道をすすむと一山巻いて元の林道にでるとの事であり、そのまま林道を行く。ほどなく先ほどの山道から林道への出口を通過。なるほど。なるほど。

右手の小高い丘に見える祠を過ぎたところの赤いテープをたどって山道に入る。

あたり一帯は大杉と山肌は熊笹に覆われた景色に変わる。気分のすこぶる良いところだ。山道を10分ほど登ると一本杉に出る。昔、雨乞い祭りでもしたのか不動明王の祠。善女竜王の石がある。安全を祈って合掌。

山道を右手に進むと板切れに「南葛城山山頂922m」と書かれた山頂にでる。岩湧山の897mにくらべちょっと高いのにお粗末な標識だ。平坦で大杉に覆われた地ではここが山頂かと思われるところでなくてはならない標識。それだけ入山者が少ないのか。

ここから近道コースをとって滝畑ダムに下る予定であったがA氏に付き合い、蔵王峠→滝畑のコースをたどる。
先の林道までは自然が残されている快適な道。展望のきく小高い丘に立ち寄る。杉の木が植林されており、いずれなにも見えなくなるだろう。

ドンドン蔵王峠へ向かって林道を下る。人家のあるあたりで、林道を右にとり柿畑の中を進む。突然コンクリートの道が途絶える。よく見ると古い踏み跡の道が続いている。1mぐらいの雑木をAさんが用意した小刀で切り倒しながら進む。
やがて小道を右手にとるとすぐ3つ分かれの道になり、真中の道を行く。杉の木に目印の赤い紐を巻いて道を進むと丹生神社の前を通過する。
杉の暗い道を行くと行き止まりになるが、よく見ると道跡が残っている。そのまま雑木を切り取りながら100mほど進むのに約30分は要したか。Aさんが1昨年秋に来た時に難儀しながら通ったとか。地元の人も知らない古い道。
ほどなく蔵王権現に到着し一息入れる。どうもこの道を確保するのが今日の目的だとか。

蔵王権現となりの蔵王峠は古い昔を思わせる峠で、大阪府と和歌山県の県境に立つ。眼前にかつらぎ町と紀ノ川が飛び込んでくる。
ここから滝畑まで1時間あまりのコンクリートのだらだらした下りとなる。ときどき車に出合ながら進むと、道にケンポナシの実が落ちていた。
滝畑出合橋の下の清流河畔で昼食する。15分ほど休んで出発。川向かいの崖をよじ登り赤いテープの目印を進むこと10分、千石谷の林道に出た。
12時35分。今日のお付き合いに感謝しここでAさんと分かれる。Aさんはこれから千石谷を詰め五つ辻経由天見駅に出ると言う。途中おいしい水があるので5Lタンクに汲んで帰ると言う。

私はまだ時間も早いので林道〜カキダコ〜岩湧山に向かう。急な登りで足が棒のように重い。
やっとの思いで山頂に立つ。みかんとチョコレートを食べ急坂の道を四季彩館へ急ぐ。
四季彩館前の植えこみではみつまたの花が開きかけていた。
いにしえの道入り口付近では万作の花が咲きかけている。黄色だけと思っていたが赤い花もある。

ここから我が家までだらだらとした道が2時間も続く。今日は行程が長かっただけに特にこたえる。
途中、梅の花やロウバイの花を写真にとりながら帰途へ。田んぼのわきには春を待ちかねタンポポの花が1輪咲いていた。

今日は本当に心底から疲れた。帰ってから,入浴剤「湯沢の湯の風呂」に温泉気分で入ったらとても心地良かった。

今日の歩行計は49591歩。




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