岩湧山


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sanpo.no.212
15年7月27日(日)  曇り一時晴れ 気温30℃

コース:野谷→ネバシ谷→金山谷

ハグロソウ発見

メンバー:1名

野谷
 
この道は南葛城山の南面に位置する。車の進入禁止の鎖のはったポール横から林道に入る。去年冬来たときはもっと明るい印象があったが、道の両側に50〜100cmにのびた草に覆われ、また大きな杉等の木が茂り薄暗いところが多い。

 ダイコンソウが道の両側にびっしり。アキノタムラソウ、キンミズヒキも負けじと背を伸ばす。明るく太陽に差し込む場所ではキツリフネが風に揺らぐ。林道は登りが続いて1時間30分ほどで終点となる。ここから杉の植林の中より南葛城山に向かう道となる。
  
 ここで引き返す。ゲンノショウコ、コナスビ、キレハノブドウなどを写真に撮る。
薄暗い林道脇に始めて見る草花を見つける。キツネノマゴによく似た、紫色の唇弁が2つある花が多数。図鑑を見るとハグロソウという花であった。
 
ネバシ谷
 
この谷は林道はなく、もっと薄暗い。途中で引き返したが夏場は草に覆われ歩き難し。
ここでもハグロソウを多数見つける。やや薄暗い林内でも平気で生えるという。

金山谷

 ネバシ谷から金山谷に通じる横谷の民家のそばで、10輪ほどの大型のヤマユリが咲き近づくと、よい匂いがする。このヤマユリはかっては岩湧山に群生していたとか。今では地元の方の家の庭先で見られるが。
 金山谷は一徳坊山と岩湧山に挟まれる谷。始め林道が続いて清流のそばでは飯盒炊爨などの人影が見られる。赤ちゃん連れの若い人もいる。
 林道終点で引き返す。茎に翼のない紫色の空木はフサフジウツギだろうか。写真を撮りに川向こうへ。ふと見上げると大型のトモエソウが3〜4輪満開だった。

 


           ハグロソウ                          トモエソウ



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