金剛山南尾根縦走 ホームへ



金剛山 1125m

sanpo.no.185
15年2月1日(土) くもり 気温1℃

金剛山南尾根縦走  紀見峠駅〜金剛山

メンバー:単独
紀見峠駅 8時10分出発

駅では登山者は単独行の男子1名。3人連れの女性。
国民宿舎紀伊見荘の前をぬけ、三石台の新興住宅地の脇を通過し民家の間を1kmほど行くと金剛方面を記す道標がある。この付近から積雪。
竹林、雑木林の急な登りの先に旧国道を横切り、紀伊見峠宿場跡方面に進む。民家の金剛南尾根縦走コース方面を記す道標から右折し柿畑の中を登り、雑木林、植林帯を20分ほどで林道と交差した山ノ神に到着。
山道はアイスバーン状態。


9時10分
山ノ神に参拝



西ノ行者 

10cmほどの積雪あり。 10年生ぐらいのヒノキの植林帯をぬけ、暗い杉林と雑木の急な階段の登りとなる。階段は318歩。ここはゆっくりゆっくりと後に力を蓄えて登る。登り切ったところにベンチがあり小休止。

ここから松や雑木帯のゆるやかな登りとなり、左手に三石山が三石台の住宅地が見えてくる。 天見駅方面分岐を過ぎて五条市への展望が開けた送電塔が現れる。軽い下り登りの先に西ノ行者に到着。


西ノ行者に参拝
小さな崖の上にある


ここからはゆるやかな登り下りの繰り返し、15分ほどで十字峠分岐を通過する。眺望のよい雪のタンポ山に寄り道。

11時10分。 行者杉に到着

金剛山山頂までのほぼ中間地点。大阪、奈良、和歌山の3府県の境になっているそうだ。立派な祠があり役の行者が祭られ、脇には5.6人入れるとたん屋根の休憩所がある。熱いお茶を飲んで小休止。神福山に向かう。ここから急な登り階段になり、下り道に慣れた足には辛い登りとなる。

行者堂に参拝





神福山の山頂は道からそれて5分ほど登ったところで、ここにも祠がある。
高天佐太雄神(たかまさたおおかみ)を祀っている。
写真の高天佐太雄神の山頂広場で、かっては奈良県大沢町の守護神で雨乞いなどが行われた地と言われますが、今は訪れる人もないのかひっそりとたたずんでいました。

神福山、標高792mを過ぎて千早峠まで下りとなる。アイゼンを着ける。


12時。千早峠 に到着。

千早峠と天誅組の古い看板が大阪府により建てられています。

「千早峠は奈良県五条と大阪府南河内地方を結ぶ最短コースとして昔より交通、軍事上の要地となっていました。
歴史上においても幕末のころ(文久3年3月)天誅組が観心寺よりこの峠を越えて五条代官所へ討ち入ったことは有名です。
天誅組は幕府を倒して天皇を迎えるため大楠公の遺志を受け継いだ河内と京都勢の総勢50余名が奈良五条の代官を血祭りにあげ天皇の大和行幸を機会に親政を実現しようとしたが公武合体の政変のためかえって逆賊の汚名をきせられ苦戦40日血潮を南大和に染めて散ったものです。」




標高935mの高谷山をを通過。

中葛城山 13時5分到着。  ここから天気がよければ大峰方面の展望がきき、山上ケ岳、稲村岳、弥山等が一望できるが今日の天気では無理。
昼飯をとっていると、今朝、紀見峠の駅で会った3人連れの女性が追いついて来て雑談。
小休止後雪の積もった急な下りとなり10分ほどで久留野峠に到着。ここから伏見峠までの登りは疲れた足には辛く、棒のように重い。一面の雪景色になる。


香南荘まえのピクニック広場はソリ遊びをする子供で一杯。

15時頃で下山する人が多い。 。

山頂近くまで来た時は静かな雪景色を堪能出来たが、日頃の運動不足がたたり足が重い。  


15時10分山頂に到着。

葛城山を展望する地でヤマガラの獲付けをしていた。隣の夫婦が手のひらに餌をくれ、じっと待っているとヤマガラが飛んで来、餌をつついでさっと去り、また待っているとまた来た。

時間のたつのも忘れ、小鳥と遊んでいると金剛山の観察会のMさんご夫婦に会った。

Mさんと別れて山頂広場へ。食堂で温かいコーヒを飲む。
文殊道を一気に下りバス停へ。途中3ケ所道が分かれていた。林道へ出るといつもと違う所だったが最短コースだった。
16時30分ロープウエイ下バス停到着。




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