岩湧山


ホームへ

sanpo.no.18
12年1月9日(日)曇り

いわわきネイチャークラブに参加。


今日も曇りで夕方から雨との予報でうっとおしい天候。参加者は7人。
いつものように、岩湧寺境内の観察からスタート。ノゲシやアレチノギクが僅かに花をつけている。

Mさんがハダカホウズキの実を食べて、「いけるど、これは甘い」と言うので皆んな食べてみる。なるほど、甘酸っぱい良い味がした。中には小さな種が点々とあり、地表に蒔く。

続いて、真っ赤なリンゴに似たツルリンドウの実。これは、気の抜けたリンゴの味がした。
次々赤い実を見つけては味見をする。

落葉した木々の枝に新芽と花芽の固まりが出来ている。これが春先になると一斉に膨らんで若葉や花となるが、あちこちの木の名前を皆で調べながら登る。春にはどんな花が咲くのか楽しみだ。

葉がヤツデのようで鋭いトゲのあるおおきな木。前から名前が解らなかったがSさんがハリギリであると、図鑑を示し説明、一同納得。

ヤブツバキかサザンカかで違いをはっきり示してくれたのはMさん。それにしても、こんなところでサザンカ。高さ5mもある。

イイギリの木。ナンテンより1回り大きな赤い実の房が高さ15m程の大木に一面にぶら下がっている姿は圧巻だ。
新谷さんが得意のカメラで狙いをさだめている。
僕も撮りたいが、デジカメ修理中。直る来週には撮りに来ようかな。木の実が小鳥に食べられないように。

今日の1番楽しかったのは、コゲラと言うスズメ程の大きさの野鳥。杉の木の上から下、あるいは下から上へぐるぐる回りながら木をコンコン突付いて虫を探している。動きが止まったのは虫を見付けたらしい。
Nさんの説明に、みんな双眼鏡で観察。おもしろさに時間も忘れる。
キツツキの仲間で一番小さな鳥。

四季彩館に戻ったのは3時半頃、持ち帰った草木の標本。図鑑で調べても名前が解らないのがいくつかある。青い実のついたツル。アマチャズルと判明。

1時間半もかかって自転車で来ている74歳のYさん。熱心にメモしている。

午後5時10分散会。





ホームへ

inserted by FC2 system