岩湧山

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sanpo.no.165
14年8月25日(日) 晴れ 気温34℃

コース:滝畑→千石谷→五つ辻→岩湧山→滝畑
メンバー:4名

花の生態に詳しい東大阪のMさんが来ると言うので、4人で集まった。
7時に滝畑ダム夕月橋たもとに行くと羽曳野市のUさん、大阪市のOさんがもう既に集合していた。

千石谷に入るとヤハズソウ、メドハギ、ヤマハギ、マルバハギ、コマツナギ、クズ、ノササゲ、ヌスビトハギ等のマメ科の植物が花盛りで、名残りのイワタバコも見られた。Mさん「ヤハズソウの葉を千切ると、葉が矢はず形になる」からと葉を千切って示した。それを見て納得し、我々も試して見た。

ボタンヅル、センニンソウ、カワラヨモギ、ナンバンハコベ、カラスノゴマ、ヤブタバコ、コヤブタバコ、ガンクビソウ、シュウブンソウ、ミズタマソウ等を観察。
雄性先熟のクサギの木ではオシベが咲いた後外側に丸く曲がり、中からメシベが伸びて咲き始めた。ルーペで見るとメシベの先が2つに別れて、花粉の受け入れ態勢にあった。



マツムシソウ科のナベナが夏の夜空の花火のような花をつけていた。ツリフネソウの群落が谷川の向いに咲き乱れていたが、深い草むらの向こうで 観察を残念した。Mさんが直前にマムシに遭遇していたため。
Uさんが遅いので谷川の木陰で休憩、昼食となった。程なく野草の説明をするUさんと聞き手の女性2人が到着した。聞けばその内の一人が四季彩館の名づけ親だとか。



昼食後、私は一行と別れ先を急いだ。夕方から所要があるため。
相互山荘跡の谷川の脇にはメタカラコウが今年も10本ぐらい群生し開花していた。聞けば金剛山にはオタカラコウがたくさん見られるが、メタカラコウは見られないとか。

林道はコンクリートの舗装路の登りとなり、この林道に沿って谷川が流れる周囲には、ツリフネソウやイヌタデ、カナムグラ、イシミカワ、ヤノネグサが咲き始めた。林道ダイトレ巻き道ではフシグロのつぼみが見られた。









山頂にはコオニユリ、オミナエシ、ハバヤマボクチ等約30種類の花が見られた。3年前から保護してきたワレモコウが今年も咲き始めた。こげ茶色のよろいのような花びらが見られた


ダイトレ滝畑方面へ急ぐ。途中でカワミドリのポイントに立ち寄り写真を撮る。滝畑到着は3時35分。












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