岩湧山


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sanpo.no.121
14年1月20日(日) 晴れ 気温10℃

ブナの木調査に同行   急坂の道及びいわわきの道

メンバー:7名

去年4月、Aさんがこの岩湧山で始めて見つけたブナは今までに4本見付かっているが、今日は大阪みどりのトラスト協会のTさんを中心に、いわわきネイチャークラブから6名が加わり再調査する事になった。
四季彩館に10時集合。まずTさんより保護するブナの重要性及び必要性、探査地域、ブナやイヌブナの見分け方等の説明を受ける。大阪府でブナは妙見山と和泉葛城山、奈良の葛城山の一部に生育する。金剛山は殆ど奈良県側であるようだ。今まで岩湧山では確認されておらず、貴重な発見である。

急坂の道から着手。
今までブナ4本、イヌブナ16本はこの道脇で見付かっているが、更に奥の雑木林帯を探す。この雑木帯は手入れもなく荒れ放題。木の幹を見ても判別が難解であり、ブナの落ち葉を探して行く。林内の奥にはとうとう見付からず。

急坂の道の上部の道脇でブナの葉っぱが散乱し、小さなブナが2本見付かる。用意したピンクのテープでしるしをする。

調査場所をダイトレ紀見峠分岐のいわわきの道付近に変える。
ここは標高800m付近の広大で大木の雑木林帯であり、期待していたが見付からず。
いわわきの道を下る。見晴らしの道分岐のすぐ上で、イヌブナが1株、また第1番目の水場上方の谷でイヌブナが1株見付かる。

四季彩館でミーティング

  1. 1.今日までで見付かったブナは6本、イヌブナ17本である。
    2.山主への保護の協力依頼及び発生する費用は、大阪みどりのトラスト協会があたる。
    3.ブナの周囲の枯れ木、雑木の除去はいわわきネイチャークラブがあたる。
    4.ブナの保護の看板費用は大阪みどりのトラスト協会が賄い、設置にいわわきネイチャークラブが協力  する。
    5.未調査の地域はいわわきネイチャークラブが行う。

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