sanpo.no.12
11年11月28日（日）曇り時雨

紅葉

久し振りに来たら紅葉は過ぎ去ろうとしていた。 山のふもとでは、まだ紅葉が楽しめるが上の方では少なくなっている。
昨日来の寒波が続いて相当寒い。登り口までの途中冷たい小雨模様。800m付近でアラレまじりとなる。 温度計を出して見たら3度となっていた。

岩湧寺周辺はとてもきれいだ。第2駐車場からのすぐのところにケケンポナシの実が落ちていた。今までいつもここを通っていたのに気がつかなかった。おおかたの実は腐っていた。
見上げるとかなりの大木にケケンポナシの表示。子供の時よくこの実を食べたものだ。拾い上げて口に入れると懐かしい黒砂糖のように甘い味がした。確か一字ケが少ないケンポナシと呼んでいたが。

和泉から来たという中年女子グループ4名と雑談しながら登ると、途中の林もきれいに染まっていた。
山頂のススキの刈取りが始まり3分の1ほど刈られている。
リンドウやウメバチソウの株ももう見あたらない。わずかに日溜りにセンブリ、アキノキリンソウ、ヤクシソウが見られた。

山頂からちょっと下がったススキを運ぶ索道場からパノラマ写真を撮って見た。下から吹き上げる風はえらく冷たい。
下のベンチで一人淋しく弁当を広げている５０代の男性がラーメンを作っていた。僕もそばでマホービンから豚骨ラーメンに湯を注いで昼食をともにした。
急坂の道の紅葉は５分ぐらい過ぎていた。色に染まった葉っぱをカメラに写しながら下る。