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南ア    聖岳〜光岳縦走C

sanpo.no.1153  25年8月23日(金) 曇り後雨    
コースタイム:5:19光小屋〜7:10易老岳〜9:02面平〜10:19易老渡〜10:46聖光小屋


 今日が最後,下山日、昼が遅くなりそうだから朝食をお代わりし、たくさん頂いた。今朝もガスがかかり見晴らしが悪い。
昨日見たという熊のポイントを無事通過した。ゴーロ状の長い下りの後、長い登りの易老岳。昨日歩いて来た道です。ここで聖岳に向かう人と易老渡に下山する人に分かれる。

               
                      光小屋前で 朝の出発前の様子です。

               

 若い娘が単独で大きなリックを担いで、颯爽とした山ガールスタイルで来るのによく出会うが、むさくるしい山行も変わったものだ。歓迎すべきことか。易老岳から聖岳の方に向ったが、男でも単独者は半数位かな。

              

 岩場が少しあったが大したこともなく、延々と下りが続く。下るに従い樹相がだんだん変わって行く。ツガやモミの林からサワラの大木の自然林が出てきたら面平だ。サワラは桧の仲間で樹齢500年と言われる巨木だ。他にはイヌブナ、ミズナラの巨木が多い。たくさんの登山者が登ってくる。標高1100m位から植林に変わる。面平の呼称はこの地の樹木を材料としてお面を作ったからといわれる。

              

 最後の下の川の音が聞こえてきたら、崖のトラバース道でロープがあるが、不完全で怖い。今回の縦走で一番危険なところと思う。遠山川にかかる鉄橋を渡ると易老渡の駐車場。ここから30分ほどで車を置いた聖光小屋でゴールとなりました。

              

 今回の山行に武ちゃんの感想を転載します。
毎朝夕ガスの発生、消滅が遅く、御来光・朝焼け・夕焼け・星空は一回も見ることが出来ませんでした。
2回も午前中に小屋に着いたり、自炊したりちょっと変わった山行きでした。

 南アルプスの雄大な景色がチョッピリしか見られず残念でしたが雨にも合わずに良かった。
遠山郷のかぐらの湯で山旅の汗を流しました。帰りの有料道路で猛烈な夕立に合い、ドロドロの車も洗ってくれました。    完

今回の縦走路で見た花
 誤りあればご指摘下さい。
フシグロセンノウ ミヤマウズラ カニコウモリ
キソチドリ ミソガワソウ イワセントウソウ
ヨツバシオガマ セリバシオガマ ムカゴトラノオ
トモエシオガマ ハクサンフウロ イブキトラノオ
コウメバチソウ マルバダケブキ
タマアジサイ ミヤマシャジン チシマギキョウ
タカネナデシコ ミヤマオトコヨモギ ウサギギク
ミヤマホツツジ トウヤクリンドウ ミヤマコゴメグサ
クロヒトウレン ミヤマダイコンソウ キタザワブシ
タカネツメクサ シコタンハコベ イワツメクサ
コバイケイソウ ミヤマミミナグサ タカネビランジ
シコタンソウ ミネウスユキソウ ウスユキソウ
ミヤマウイキョウ ミヤマアキノキリンソウ
イブキジャコウソウ マルバノイチヤクソウ タカネサギソウ?
ミヤマアカバナ イワインチン シナノオトギリ
タカネマツムシソウ オヤマリンドウ
タカネコウリンカ ゴゼンタチバナ ズダヤクシュ
コケモモ ツマトリソウ タカネニガナ
ツルギキョウ コイワカガミ タイツリオウギ
チングルマ チングルマ ミヤマダイモンジソウ
ミツバオウレン ウラシマツツジの葉 クロクモソウ


 

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