南ア
聖岳〜光岳縦走A 南岳、上河内岳 2702m,2803m
sanpo.no.1151 25年8月21日(水) 曇り霧,一時晴
コースタイム:5:39聖平小屋〜7:37南岳〜8:40上河内岳〜11:50茶臼小屋 夕べ一緒だったAさんは今日は聖沢登山口に10時半までに下るというので、目覚めた時はもう出かけていた。一昨日は椹島から登り荒川岳、赤石岳避難小屋泊、昨日は聖岳からここの聖平小屋まで来たというのには驚いた。普通なら4泊のコースを2泊で来ているからスーパーマンだ。3泊で来たBさんにも会ったがこれも凄いが。とにかく我がチームはモミジマークであり、ゆっくり食事を摂った。今朝もガスの中のスタート。周りの景色も見えないのでただ黙々と行くのみ。
南岳に登った時に始めて世界遺産になった富士山が顔を見せた。上河内岳の山頂からはガスが消えて展望がよくなった。聖岳、赤石岳、荒川岳がやっと見えた。上河内岳山頂は気温13°冷たい風が吹き、ハイマツの中で遠くの雲が流れて行くのを待つ。 上河内岳より富士山 上河内岳より 左から聖岳、赤石岳、悪沢岳(荒川東岳) 上河内岳でのんびりとした後、茶臼小屋に向かう。遠くのガスも徐々にとれて展望が開けて、やっと気持ち良く縦走出来るようになったが真夏の青空にはならなかった。前方には光岳が見えてきた。 奇岩竹内門を過ぎた所で、聖光小屋に昨日同宿した、長岡京市の夫婦が我々と逆回りのコースで光岳から来るのに出会った。随分早いような気がした。 後方中央左が光岳 奇岩竹内門 振り返ると今、登ってきた上河内岳は堂々と聳えていた。 亀甲状土 午前中に茶臼小屋に着いてしまい、花園巡りをしたり、谷で水を確保したり、武ちゃんは洗濯をしたりなのだ。小屋からは富士の穂先が見え、左端には笊ケ岳が見えた。ウロウロしていると3時頃だったかな、那須のMさんご夫婦がご到着。おや、今日は半ズボンだぞ、2人とも服装が若々しく決まっている。 我々は昨日の内に聖岳に行ったが、Mさんご夫婦は聖岳に寄り、展望もガスがちょうど晴れ、タイミング良かったそうだ。 夕食前の宴会だ。武ちゃんは夫人の前では饒舌になりいつも笑わせてくれる。昔、吉本の試験を受けに行ったが、「君は男前過ぎる松竹に行きなさい」だとさ。 小屋前で見た見慣れない蝶 キベリタテハ 今日はシラフに枕があったので、よく寝れた。 聖岳〜光岳縦走Bへ |