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大峰  行者還岳〜七曜岳 1546m・1584m

sanpo.no.1115  25年5月9日(木) 晴  単独  
コースタイム:トンネル西口8:20〜9:12しなのき出合〜10:16天川辻〜10:40行者還分岐〜11:45七曜岳12:15〜13:17行者還分岐〜13:28行者還岳13:41〜14:20天川辻〜15:28しなのき出合〜15:56トンネル西口



  大峰奥駆の未踏区間、行者還岳〜七曜岳を歩く。
時間制限工事で現場を8時30分前に通過しなくてはならないと急いで来たが、今日は工事中止だった。でもラッキーだ。帰りの時間を気にしなくてもすむ。駐車場に着くと11台の車が停っていた。横浜、相模、会津、袖ヶ浦、大阪、神戸、横浜、なにわ、伊豆、和泉、和歌山ナンバーで遠方の車が多いのに驚く。



  登山口から50m程進み、左の踏み跡をしなのき出合に向い登り始める。いきなりの急登で息が上がる。ロープがたくさん出てくる。山はやっと芽吹き始めたところで、冬から脱したばかり。ピンクのミツバツツジ?があたりを飾る。大峰奥駆のしなのき出合に着き小休止。
  
登山口 急登
石楠花 まだ蕾は固い しなのき出合


 しばらく進むと鉄山や八経、弥山がよく見えてくる。   


鉄山


八経、弥山

  クサタチバナのポイントはちょっとしたお花畑。バイケイソウの大群落の間にフデリンドウ、ワチガイソウ、シハイスミレの花。蕾のヤマシャクヤクが多い。

ヒメイチゲ ワチガイソウ
フデリンドウ ヤマシャクヤク




大普賢岳方面


   天川辻から行者還分岐へ。行者還岳は後に登ることにして七曜岳に向かう。初めて登山者に会った。大きなリックを背負った縦走者。今朝は山上ヶ岳を経って来ている方。七曜岳手前でも2人に会った。鎖や梯子の多い道を通り予定した時間に七曜岳に着いた。大普賢岳の展望を愉しみ、昼ご飯の後、来た道を戻る。





 大きなリックの男女2人連れに会った。「あつかですねエ」と挨拶してくる。どこから来たのであろうか。しばらく行くと横浜から来た方が休んでいた。


七曜岳


途中の遭難碑


   行者還岳に登る。少しして2人連れが登ってきた。大阪狭山市から来た方でトンネル西口に車を置いての日帰り組。行者還岳の水場でまた先ほどの横浜の方に会った。水量の少なくなった水を汲んでいた。吉野から入り、山上ヶ岳で泊まり今日は弥山までの予定が大分疲れたので行者還岳避難小屋に泊まるという。40代位の2人が登って来た。関電道から来たというので通れたかと聞く。あちこちが崩れ3時間(地図では1時間50分)もかかり大変だったと言う。4年前に歩いた時も荒れていたが、去年の水害で大荒れで確か通行禁止のはずだが。



行者還岳


  避難小屋に入って見る。名古屋からの方が一人、夕食の用意をしていた。大峰の印象はよかったが道は厳しいとのこと。大阪狭山市の2人にまた出会った。しばらく一緒に歩く。足がツったというのでツムラの薬をやろうと言うともう飲んだところだった。気持ちのよい広い尾根で三重からの男2人、女1人の3人連れに会った。今夜は行者還岳避難小屋に泊まり、明日は大普賢から和佐又に下るという。日帰りもできるが泊って一杯やるのが愉しみだという。そう言えば最近そんな山行していないな。


行者還岳避難小屋


  しなのき出合から下る途中、テープを見失うが尾根に戻ると踏み跡道があった。後の2人は大丈夫だろうか。一気に下るとゴールだった。駐車場の車は大部分は入れ替わり地元のナンバーが多くなっていた。その中に熊本、宮崎ナンバーが目についた。車で川合に戻ると携帯電波が届いた。弥山小屋に横浜の方の連絡を入れた。川合の案内所に寄る。行者還岳へ行く関電道の状況を話した。去年滑落事故で1人亡くなっているそうであり、はっきりと通行禁止とすべきかなと思う。




 

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