sanpo.no.108
13年10月28日（日）晴。 気温22℃

滝畑→千石谷→千石谷.大滝→ダイトレ→岩湧山→ダイトレ→滝畑

午前８時、Ｕさんと千石谷の林道入口で待ち合わせて、２人の野草の観察会スタート。
この千石谷林道の両脇は草花が豊富で、早春から夏、秋にかけいつもよく通うコースである。
周囲の山々の紅葉が序々に始まり、目を楽しませてくれる。

ダイトレのカキダコ分岐方面を過ぎたところで、黄色のアワコガネギクが群生し、ちょうど７分咲きといったところ。 付近にはノイバラの朱色の実が見られた。他にノブドウやフユイチゴの実も。

大滝手前の荒地でフシグロの実を発見、花もわずかに２輪残っていた。
バイクが大きな音をたてて進入してきたので、Ｕさんがストップし「林道は一般車等通行禁止である」と注意した。

元相互山荘を過ぎて小川にかかる２つ目の橋の手前で、Ｕさんの記憶を頼りにコシオガマを探すがとうとう発見できなかった。２週間前には咲いていたというが、もう終了したのだろうか。

ダイトレ巻き道の雑木林の中で昼食。付近にはコバノガバズミやツルリンドウの赤い実やヤブマメ、ヤマウルシの実があり２人で撮影した。季節はずれのシハイスミレが一輪咲いていた。

山頂にはススキを求めて来た人が今日も多い。Ｕさんと弁当を広げたハイカーの周囲のゴミを拾い回った。 冷ややかな目で見る人、感謝の声を出す人、まったく無視する人等さまざまな表情を見たが、ゴミを捨てないで岩湧山を大事にして欲しい。

西側斜面からダイトレを滝畑方面に下った。久し振りにこのコースを歩くが、雑木林が多くて軽快なコースである。ヤブムラサキやコマユミの実が見られた。
滝畑のサツマイナモリはつぼみをつけ始めた。
またダムサイト車道の山側には紫色のシュウメイギクが咲き始めた。

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